概要
陰キャだからってなに? 拒否権ぐらいくれたっていいじゃんか。
定期テストのあと、席替えがあった。
陰キャの僕は、影が薄いのか、抜かされた。結局、最後になってしまう。
「なんでこんなとこに? まあいいか」
そう言いながら先生は、僕に箱の中に残ったくじを渡してきた。
なぜか、底に1枚だけぽつんと残っていたくじを。
席に座ると、隣から声がする。
「やっと捕まえた」
小声のはずが、不思議とよく耳に響く。
「え?」
捕まえた、って何を?
「ふふ、なんでもない。よろしくね!」
「あ、よろしくお願いします」
なんでだろう、なんか、違う。
「”私のもの”、だからね?」
え、今のって、僕に言った? 違うよね? うん、違う違う。
―――――――――――――――――――――――――――
※毎週火曜日、木曜日の6時50分に投稿します
陰キャの僕は、影が薄いのか、抜かされた。結局、最後になってしまう。
「なんでこんなとこに? まあいいか」
そう言いながら先生は、僕に箱の中に残ったくじを渡してきた。
なぜか、底に1枚だけぽつんと残っていたくじを。
席に座ると、隣から声がする。
「やっと捕まえた」
小声のはずが、不思議とよく耳に響く。
「え?」
捕まえた、って何を?
「ふふ、なんでもない。よろしくね!」
「あ、よろしくお願いします」
なんでだろう、なんか、違う。
「”私のもの”、だからね?」
え、今のって、僕に言った? 違うよね? うん、違う違う。
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