第2話「平凡摩の日常」
翌朝、日本のネットは大騒ぎだった。
「国民的アイドル・星川美玲、謎の失踪!」という見出しがニュースサイトを埋め尽くす。
平凡摩(たいらかずま)は、いつものようにスマホを手に学校へ向かっていた。
平凡な名前、平凡な顔、平凡な成績。
まさに「平凡」を絵に描いたような高校2年生だ。
「マジかよ、美玲ちゃんが消えたって……」
教室ではクラスメイトたちがその話題で持ち切りだった。
「犯人は絶対宇宙人だろ!」
「いや、秘密結社の仕業だ!」と、いつものように話が脱線していく。
凡摩はそんな議論を聞き流しながら、内心で呟いた。
「誰がこんなことするんだよ……」
その日の放課後、事態は急展開を迎える。
世界中のメディアに、謎の女からのメッセージが配信されたのだ。
「私は美の収集者。次は世界で一番かっこいい男を差し出せ。さもないと、美女はさらに消滅する」彼女の声は冷酷で、どこか楽しげだった。世界は震撼した。
凡摩は震えなかった・・
次の更新予定
2026年1月19日 08:00
2026年1月26日 08:00
2026年2月2日 08:00
「とあるNo1」 藤崎 @fujisun723
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