日常の小さな出来事から、もし異世界転生したら……と考えてしまう、その感覚にとても親近感が湧きました。
朝のスヌーズとの格闘や、焦げ具合を気にするトースト、通勤途中の何気ない妄想など、あるある〜と頷きながら拝読いたしました。
そして最後に待っていたのは、予想外でありながらも妙に納得できる展開。ロッカーの中のものが分かると、思わず笑ってしまいました!
身近で共感できる描写と、ファンタジー要素の絶妙なバランスが魅力的で、一気に読了いたしました。
短編ながらも、もっと続きを読んでみたいと思わせていただける素敵な作品でした!