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世界と国ができるまで

 はじめにこの世界について話をしよう。

 世界の話といっても、簡単な誰しもが知ることしか言えないがね。

 結論を言えば、この世界は神々によって作られた。今からは、その過程を言おう。


 まず、神々は天と地を作った。この時は荒れ果てていた。日夜、精霊と邪なる外界の者が戦っていた。

 それを見かけた神は光を作った。光は邪なる外界の者を追い払った。だが、その力にも制約があった。光は半日ほどしか出なかった。故に、残りの半日は邪なる者が蠢いた。これを神は光の時を昼、邪の時を夜となずけた。

 その後、神々は地を作り、海で満たし、自然は生まれた。そして、神は生物を誕生させた。その次に、自分たちに似せた人々を作った。その者たちの名はアダムとイブ。

 アダムとイブ。彼らには箱庭という場所が与えられた。労働もせず、ただ日々を送る退屈な世界だ。そんなある日、二人は禁断の果実を食べた。その果実は神々に食べることを禁止されていた。その果実は黄金のリンゴのようで、なんとも美味であった。

 禁断の果実を食べたアダムとイブは箱庭を追放され、世界には魔物が蔓延った。だが、禁断の果実を食べたことにより、魔法を手に入れた。これが、この世界の始まりだ。


 その後、神たちは自らを人柱とし、ウロボロスとなった。別名をヨルムンガンドという。

 ウロボロスはこの人界を囲っており、外界の邪なるものを入れはしなかった。こうして、この世界は平和になった。

 余談だが、ウロボロスが世界に現れた時はこの世界の終焉の合図だ。ウロボロスが現れるということは、この世界を囲う守りがいなくなるということだからだ。だが、そのようなことは起こらない。ウロボロスは無限の象徴だ。永遠に平和は続く。


 その後、10000年ほどたった時。この頃は何十国に分かれていた。この頃にとある研究者が現れた。そのものその名も、ニコラス・フラメル。のちに、賢者と呼ばれるものだ。彼は、不老不死の研究をした。その時、たまたまだ。いや、神がわざと落としたのかもしれないが、ウロボロスの鱗を見つけた。その鱗から、彼は賢者の石を作った。それは、持つものを不老不死にし、無限の魔力を得らせるというものだった。だが、彼は賢者の石とともに姿を消した。誰かに殺されたのか、逃げたのかはわからない。だが、彼がこの世に残した魔道具は世界を変化させた。

 それからまた、120年後。世界は七つの国に分けられられた。

 今から、その国々について話をしよう。


 一つ目の国は、勇者の国 シェルタ。この国は大陸の真ん中に位置する。そして、アリスの育った街のある国である。

 シェルタは3人の英雄によって作られた。一人目、時間の英雄クロック・クロノス。二人目、エレメントの英雄マジック・ゼウス。三人目、地と天の英雄 ガイア・ウーラノス。彼らはそれぞれ神の名の魔法を使ったそうだ。その能力は人知を超え、神の魔法といわれても、納得するものであった。

 そして、この3人は国の大貴族となり王を支えた。これがシェルタ3大貴族である。また、初代国王 無限なるカオス・オリエント。彼は3大貴族以上の実力者であり魔王を討伐したことで有名である。


 二つ目の国は、聖都 シエル。この国は、シェルタの東に位置する。

 シエルはエデン教を信仰しており国の真ん中には大きな教会がある。そこで主な政治が行われている。

 また町並みは、真ん中の教会を中心に東西南北に十字に大きな道がありその道は活気だっている。そして、外に行くほど低くなっていくのが特徴的で、国を囲うように壁で覆われている。

 東西南北に分けた大きな道は中央の教会から、国を囲う壁にまで伸びている。その花弁場所には教会があり、そこは関所であり防塞である。

 そして、その国の重鎮は全員が天使と契約しており、天使の魔法を使う。また、法皇は元英雄級冒険者の【絶対なる星の予言】ステラ・プラエディクティオである。


 三つ目の国は、武の帝国 華楽からく。この国は、シエルの東から東南に広がる大きな国である。

 華楽は仙人によって守られている。また、武の帝国と言われており、魔力操作と魔術を使った独自の拳法などの格闘が優れている。そして、すごいことに強いものが王となるとされている。

 華楽は今、マフィアが全盛期である。特に炎鳥会という組が最も力を持っている。

 そして、その組のボスが元英雄級冒険者の【幻想の世界】タオ 霊幻レイゲンである。


 四つ目の国は、神の島国 倭。この国は華楽の東に位置する島国である。また、神威の出身国である。

 神の国と言われる理由は妖怪や付喪神などの神秘的生物や、この国に入ろうとする異国のものへの自然からの攻撃があるためである。

 倭は華楽としか貿易をしない鎖国状態にある。倭では、華族と王族は神の魔法を継承している。

 また、倭は島国でありながら、他国と比べても変わらない武力を持っている。


 五つ目の国、星の国 デェスタァニィ。この国は、シエルの北に位置する。この国には、天に登ろうとした塔など魔術的価値の高いものが多い。古代の遺跡もあるため冒険者たちが入っていくが、奥まで入って出てきたものはいない。故に、中に何があるかはわかっていない。

 そして、この国には、ウロボロス教団の本拠地があるのではとも噂されている。


 六つ目の国、精霊の国 ブリタニア。この国は、デェスタァニィの西に位置する。

 ここは精霊に愛されし勇者が生まれる国である。過去に、ギルガメッシュ・クラウ・ソラスという王が世界を救ったことで有名。ここ最近、新たに勇者が生まれた。その勇者の名はアーサー・ペンドラゴン。聖剣の精霊に選ばれ、聖剣エクスカリバーが使える。


 七つ目の国、魔法帝国 ルーン。この国は、シエルの南から南西に位置する。


 魔法を極めており、魔法の研究に励むものが多い。エルフが国の政治を回しているのが特徴。

 これらがこの世界の国々だ。余談だが、もう二つ有名な場所がある。


 その一つが、天空島 ムンドゥス。

 この島は謎が多いがこの世の謎が詰まっていると言われており、この世の者とは思えないほど未来的だという。だが、あるかもわからない。あるとしたのならば、そこは空高くにあり、神がいるのだと。

 また、エデン教が目指しているエデンもここではないのだろうか、と言っている学者もいるようだ。


 そしてもう一つが、海底都市 アトラン・ルルファナイエ

 此処には、魚人がすんでいるといわれている。また、その魚人は異形の神を崇めているとも言うではないか。

 まぁ、伝説、噂、民話、伝承、そのようなものにしか載っていない。

 だが、ルーンよりも南の海の海底から、不気味な魔力を感じると訴えるものが多発したともいう。

 ある者共は、外界の神がお目覚めになられると恐怖し、泣き崩れているという。

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