セドウェン王国のハミルトン伯爵家の四姉妹。彼女たちは生き方、恋愛、結婚に至るまで、流されない芯のある令嬢で、強さもあり弱さも兼ね備えていた。それは四姉妹それぞれ個性があり、他の姉妹たちを尊重しているからである。支え合うからこそ、誰も見劣りしない、素敵な恋物語。それをさらに彩るお相手の存在も忘れずに読んでもらいたい。彼らの存在があるから、四姉妹は自分らしくいられるのだから。これは現代の恋愛にも通じるかな、と思いました。そんな作者様のメッセージを感じてほしいです。