高校三年生の悠は、男子バスケ部員。レギュラーを勝ち取りたいという熱意はなく、好きなバスケを楽しむことを優先するタイプでした。そんな悠の彼女は、同じ部内でも付き合い人多数の未華。背が高くて綺麗な未華は、悠の一学年下でありながら女子バスケ部のエースとしての実力も持っていたのでした。高嶺の花から告白された悠は、何という幸せ者でしょう。
しかし、未華と付き合ってみると、どこでも構わずスキンシップをしてくる積極性や独占欲に振り回されていきます。
彼女を好奇な目から守りたい悠と、大切な人をほかの子に奪われたくないと焦る未華。二人が付き合っていることを知らない未華の親友・由衣は、未華が悠に告白する前から片思いをしていて――。
恋に揺れる高校生達の思いにもどかしさを覚えながら、切なくも目が離せない青春を覗いてみませんか?
話によって、異なる視点から描かれるため、その度にキャラに感情移入します。
もはや誰の気持ちもわかってしまい、見るたびに心が揺さぶられます。
美人でバスケ部のレギュラーで自分に自信のある未華。自信らあるけど、恋人の悠が自分を好きなのかわからない。
だから、悠に陰ながら思いをよせている友人の由依に危機感をいだいている。
優しい性格の彼女は、自分にないものをもっているから、それが少し妬ましく、焦ってしまう。
恋愛って楽しいだけじゃないよな、と心が痛くなります。
誰の性格が悪いとか良いとかではなくて、人を好きになると、心が狭くなってしまう。そんな高校生の淡い恋愛を描いた作品です。