第5章
第5章 予兆
朝……アニーは 水をくみにでると
沢山の気のいいおばさん達にあった
「おや……見ない顔だね?新婚さんかい?また美人さんで……困ったらいつでもおいで下流に住んでるマルタさ」
紙でくるんだ胡桃パンをくれた
このためにわざわざ?
「名前は?」
サ……言いかけてアニーと いった
いい名だねはいこれあんたに
見れば綿の簡素だが
きれいなドレスだった
祭りの時に着てやってな私も若い頃は並み居る求婚者をエイヤってさ
そしてひとつ甁を渡した
気をつけな魔法陣は目立つ
ちゃんとそめるんだよ
ぽんとアニーの肩をだく
あんたも 綺麗すぎる
いっしょにそめなさいね
「はい」
アニーは はなのように笑った
「おはようアニー」
村長さん
アニーがにっこり笑う
「お父さんとよんでくれたらうれしいね」
村長は笑う
「はい!お父さん」
笑ってアニーが呼びかけると
「これ!どうだい」
黒胡椒に包まれたハムを 渡す
あとは これね 玉子まで
「あの!」
ん?
村長とマルタは 首をかしげた
「どうしてそんなに?」
この里はみーんな兄弟姉妹なのさ
マルタはそういって
こんどあそびにおいでね
手を振って去っていった
あとはこれだね
村長が
バターをアニーに渡す
さてまたね
さろうとする村長にアニーは抱きついた
ありがとうお父さん……
きゅっと
ポンポン
村長は アニーの背を叩き
安らがせる
いいこだ
村長は 目を閉じ そうおもった
「おはようアニー」
イオが 振り返れば立っていた
昨夜の情熱を思い出しアニーは 熱くなった
持つよ
イオは水桶を 抱えアニーはドレスと
食材を抱えた
バタン
家に帰ると イオの唇がアニーの襟足を滑る
あ……っ
おもわず火がともる
アニーは イオにすがりついた
あ……
イオがアニーの服を脱がす
顕になった白い肌に指を這わせる
唇がアニーの 双丘を もとめ先をすった
「あ……ん」
アニーは腰が砕ける
そのままイオはベッドへと運んだ
そして
口付けの雨
鎖骨 首筋 胸元 腹部そんななか
イオが興奮しているのがわかった
「抱いていいか?」
「ん……」
アニーは頷いた
イオはそのままの熱さでアニーを 貫いた
「あ……」
背が反る
ふ……
アニーの 爪がイオの肌に立つ
「あ……」
イオが動く度
持っていかれそうになる
ドクン
魔法陣が脈打った
……あ……ん
アニーが達するとイオも放った
ガチリ
魔法陣が重なる
「……?イオ」
ん……
イオは アニーの背に口付けている
「魔法陣が 重なったの」
「ふ……」
そしてそのまま
もう一度 アニーを 求める
抱いて抱いて抱いて……
イオは心底アニーが好きだった
溶け合ってしまいたいほど
う……あ……
イオが達しアニーにもたれた
「は……」
そのまま
何度でも!狂うように2人は愛し合うのであった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます