第2話

着いたのは…浴衣レンタル…??

なにそれ…?私、知らないんだけど、こんなのあるんだ!



「優くん、これって?」



「愛華の選んであげる、愛華は俺の選んで」



「分かった」



とりあえず浴衣が着れるらしい。

嬉しい…。


浴衣を選んでる優くんに


「今日って前から計画してたの?」


「ん?どうだろうね」


なんて楽しそう。


「かわいい…愛華これどう?」


「めっちゃかわいい!!」


「じゃあ決まり!」



優くんの浴衣を選ぶ。

優くんはかっこいいから、なんでも似合うと思うから迷ったけど、すぐに似合うのを見つけた。




「すいません、髪飾りはあるのでヘアセットだけお願いします」


「え?」


「はいはい、じゃあ後でな」


優くんは背中を押す。





「優くん、お待たせー」



お店の外で優くんは待っていた。



「おっ!めっちゃかわいい!!」


優くんは抱きしめる。



「優くん!?」


人前なのに。



「ちょっと…待ってな…」


優くんはなかなか離れない。


こんなの優くんかっこいいから目立っちゃうよー!


「よし!出来た!」


やっと離れた。


「ん?」


「似合ってる、プレセント!」


慌てて、バッグから鏡を取り出して見た。


「かわいい…ありがとう!」


「優くんの浴衣姿かっこいい…」



通り過ぎる浴衣姿の女子たちの視線を感じる。

それと男子たちの視線も。



「そう?愛華も綺麗すぎて目立ってる」



「俺のなのに…」



嬉しすぎて私は手をつなぐ。


「早く行こ!」


「俺からつなぎたかった!」


なんて言う優くんはかわいい。

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