superman

楠木項太郎

superman

光速のスペースシップ、現実にたどり着かない未来を呼んで。


リモコンの赤いボタンを押した後、どうなったのか僕は知らない。


洞窟の壁のテレビは輝いて、スーパー・デューパー・ミキサーはどう?


水面のほどけて消える反射光。「翻訳を待つ文書群です」


ひと知れず不安を作るマシーンと金糸雀諸島国営工場。


サーキットブレーカー:また回転に同期していくカラスの青だ。


上方に墜落すればヒーローになれたはずだと彼は語った。


高速で酸化していく図書館に隠されている火はマクガフィン。


深緑の電話ボックス。眠れない夜を選択できないならば。


駱駝、獅子、赤子になって、カートゥーンネットワークで僕は待ってる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

superman 楠木項太郎 @kotaro_kusunoki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

参加中のコンテスト・自主企画