薊(けい)
薊 その1
戦国七雄の
彭寵、字は
この彭寵・呉漢が同郷の古馴染み故、韓鴻を出迎えたのである。二千石以下の役人の任命権を預かっていた韓鴻、相見て喜ぶこと
漁陽太守と為った彭寵、漁陽郡の吏士・
漁陽郡は薊の北東にあたり、薊の北西にあたるのが
謁者は、先んじて降る者は爵位を復そうと言い、それを信じて耿況並びに次官の
謁者曰く「天子の使者をば、功曹は脅そうと欲するのか」
寇恂答えて、曰く「敢えて御使節を脅すには
現状を維持しようというのが本音ではあるが、真っ当な諫言と云えよう。しかるに謁者は応じない。寇恂そこでいきなり左右の者を叱って曰く「何を躊躇しておるか。御使節の命である。
寇恂、耿況至れば、身動き素早く謁者より印綬を取り去り、「帝の計らいで御座います」と、耿況に掲げて見せ、すなわち耿況は印綬を
耿況・景丹らは主都
景丹は一同に問いて曰く「果たして、帝、この挙を許そうか」
寇恂曰く「座して
それはと耿況が問うと、寇恂、したり顔で口を
しばし間が生じたれば、耿況の長子
景丹訊いて曰く「されど若、誰を送ります」
耿弇答えて曰く「我に有らずば、誰を
寇恂、答えて曰く「仰せの通り」
よって、耿況は使者として人質ともなる耿弇を沮陽より送り出し、身を保とうとした。
南下したる耿弇は
更に始建国元年には王侯に劉氏無しを徹底するために、王莽は劉嘉らに王姓を与えた。
劉秀の
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます