第65話
女子たち3人がお弁当を作る話になっている時僕たちは3人は
「さぁ飯食うか」
と空腹を耐えられなかった
「でも良いな、女子の手料理を食べれるなんてな」
と瀬川君が言っていた
「でも小日向さんと桜井さんが琴音の家でお弁当を作るって言ってるんだから瀬川君にもあるんじゃない?」
と僕が言うと
「そうかな?そうだと良いなー」
と瀬川君は小日向さんをチラッと見ていた
小日向さんは瀬川君がチラチラ見ているのを首を傾げながら見ていた
僕は琴音からもらった弁当を開けた
中は唐揚げや卵焼きやきんぴらごぼうやハンバーグが入っていた
「お、僕の大好物ばったりだ」
と僕は呟いていた
僕の反応を見ていた田中君が
「その反応は好きなものが入っていたのかい?」
とニヤニヤしていた
「うん、僕の大好物ばっかりだよとても嬉しいよ」
とニコニコしていたと思う
「小鳥遊さんが伊藤君の好きなもの覚えてたみたいだね」
と話していると
「琴音お母さんが僕の好きな食べ物を覚えていたから、それを聞いて作ったのじゃないかな?」
と僕が言うと
「なるほどね、子供の時好きなものは大人になってもそのままって事が多いからね」
と田中君が言っていた
「それは確かにそうだね、好きな物は全然変わらないよね」
と僕がそう言うと田中君も頷いていた
そして僕はお弁当を食べることにした
初めは卵焼き、少し甘めの味で僕好みの味になっていた、次にきんぴらごぼうを食べた、ごぼうのシャキシャキ感に加えて人参がとても食べ応えがあった
次に唐揚げを食べた、唐揚げはしっかりと下味をつけられていてとても美味しかった
最後にハンバーグは、冷えていてもとても美味しく、塩胡椒も効いていていた
僕は夢中になってお弁当を食べていた
そしてあっという間に食べ尽くしてしまった
そして見ていた琴音が
「どうだった?お弁当美味しかった?」
と聞いてきた
「うん、とっても美味しかったよ、気づいたらお弁当の中身が無くなっててびっくりした」
と僕が言うと琴音はとても嬉しそうな顔をしていた
「それは良かったよ、夢中になって食べているところを見てて私嬉しかった、それだけ美味しく食べてくれてると思ったらね」
と言っていた
「あ、このお弁当箱洗って返すからね」
と僕が言うと
「それは大丈夫だよ、明日もこのお弁当箱使うからこっちで洗うよ」
と言われたので僕はお弁当箱を琴音に渡した
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