第5話 アイスクリームとビッグマックと小鳥

そうそう、アタシ、アイスクリームを食べたいわ。

どこで食べたアイスクリーム、何処かで食べたの。

恋をしていたのね。

誰かとアイスを、もう昔の話ね。


今はそうね、アタシが興味あるのはビッグマック!いつも違うのを食べてたけどそう言えば気になってて、でもまた違うのを注文するかもしれない。

う~ん、たまにはメニューを冒険してみようかな?

ハッピーミールセットのおもちゃ、すっごく流行ってる。だけど複雑ね。:)


いつだったかな小鳥に手のひらからパン屑をあげたっけ。

指に飛んでくる小鳥は、

くちばしでパン屑を。スローモーションだったのよ。

まるで夢の国のアニメーション映画のようだった。淡いピンク色と淡い紫色のグラデーションの夕日を景色で。

皆がアニメーション映画のプリンセスに憧れるのもそれを見て思ったの。

ハミングバードって言うものね。

カクテルのような夕日だった。

海辺に行けば見れるのよ。

アタシってば、あの日から貴方に夢中よ。

愛する貴方は、歌う鳥。

愛する貴方は、アニメの中でも歌ってた。

皆、皆が歌っているの。

どんなアニメも歌うステージから貴方に歌ってた。

アタシはこの地球で、一万年と何前年前から貴方を愛してるんだと気付いたのよ。

漫画を読むから、アニメーションも観るアタシは、詳しくはないけど曲は嗜む乙女だった。

ま、これは感性の似た人達が共感してくれれば良いわ。


でも気になっちゃうでしょ?


教えてあげる。


皆、皆が歌うけど、アタシはなぜ歌うか?

い~い?よく聴いてね。いちどしか言わないからね。

一万年と何前年前から貴方を愛してるの。

八千年くらい過ぎた頃からかしら、もっと恋しくなって、

一億年と二千年程経ってもずっと愛してる。

なぜ歌うんだろう?って思ったら、曲に描いてあったのよ。

それが、しっくりくるから

アタシは歌っていたってだけよ。

それだけよ。

そしたら、アタシの愛する貴方は









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