時の果てまで、遥かに響く、呼び合う 永遠を巡る二つの魂

時も光も、大地も空も、海も風も、雲も花も、鳥も波も、声も祈りも――
すべては、約束された命の歌。

水平線で出会う、空と海のようなふたり。
巫女と戦士は呼応し、永遠にめぐる命を謳う。
潮の鼓動は祈りの拍となり、
光は再び、世界を包む。

時の果てまで、遥かに響く、呼び合う。
永遠を巡る二つの魂。

それは恋であり、祈りであり、
世界がまだやさしかった頃の記憶。

南の海に流れる風のように、
静かに、やわらかく、心の奥に残る物語でした。

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