第1首 暗号解読編
みなさぁん、以下の歩お姉さまの短歌・・どこがトンチになってるか分かりましたかぁ?
歩「京都府は『戸』がないとやな怖いんや『戸』がないとやな恐怖やさかい」
というか、皆しゃん、もうお分かりのようですが(笑)・・
一応、解説しますよぉ~。
前に、以下のアホバカ駄作の中で、隠文式という暗号についてお話しました。
【カクヨム短歌塾】お題その3:【暗号短歌】「思考と情景を組み合わせよう」・・の中の・・【暗号短歌2】さらなる暗号解読
https://kakuyomu.jp/works/16818792438372011653/episodes/16818792438442478504
で、隠文式という暗号について、もう一度、いつもの参考図書から引用しますね。
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隠文式は、コトバの表現上の多様さとあいまいさを巧みに利用した暗号である。
表現の多様さの中でもっとも隠文式に利用されるものは比喩である。
(中略)
また、隠文式には、同音異義語(homonym)や句読の違いによって意味が変わるといった性質を利用したものもある。同音異義語とは、発音はまったく同じでも文字としての綴りと意義が異なるもので、たとえばコウコウ(口腔、公功、公侯、功効、広々、甲香、交講、江口、行々、孝行・・・)、ant(蟻)とaunt(叔母)、Britain(イギリス)とBriton(イギリス人)といったものである。
「暗号大全 原理とその世界」 長田順行著 講談社学術文庫 P81
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つまり、同音異義語が暗号に使われているわけです。
この短歌は暗号ではないんですが・・
同音異義語が使われていますぅ。
となると、もう簡単ですよね。
つまり、『戸』と『都』は同音異義語ですよね。
ですからぁ・・
『京都府』から『都』を取ると・・
『京府』・・
これも同音異義語で・・
つまり、『恐怖』でしたぁ👏
さてさて、こういうのって・・
みんなでワイワイできるので・・
とっても楽しいですよね♪
皆さんも作ってみてぇ~♪
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