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坂本龍馬と織田信長はそろって室内に入ってきた。
『さ、信長さま、どうぞこちらにお座りくださりませ』
ソーラが信長に椅子を勧めながらニッコリ笑って会釈した。
『む…、世話をかけて済まぬな…』
『信長さまも、だいぶお疲れになられたでしょう。まずは、この酒でも飲んでゆっくりとくつろいでくだされ』
龍馬は用意してあった茶碗を手渡すと、先日神仙大師より頂いてきた酒壺から、信長の持つ茶碗に並々と酒を注いでやった。
『あ、それから、紹介ばするのが遅くなりもうしたが、こちらにはおられますのが、この家の主ソーラさまとその使い女頭のソラシネにございます。
そして、こちらにおられるのが、わしの時代より更に百五十年も後の世から参られた、大山昇太郎さんと申す者にございます』
『大山昇太郎と云います。よろしくお願いします』
『何…。その方が坂本よりも、更に百五十年もの後の世から来たと申すのか…。うーむ…』
信長は昇太郎の顔をまじまじと見詰めていた。
『人間。人生五十年と云うが、わしはその五十年すらも生きられなかった…。これも運命(さだめ)というものかのう…』
信長はため息をつくように、深く息を吐き出すと龍馬が注いだ酒を飲み干した。
すると、今度はソーラが龍馬から酒壺をとると、信長の傍に寄って行き隣の椅子に腰を下ろした。
『さあ、信長さま。もう一杯いかがでしょうか。わたくしでよかったらお注ぎいたしましょう』
『おお、すまんのう…。手数をかけてすまぬ…』
ソーラが信長に酒を注いでやっていると、ふたりからは見えないように龍馬が、昇太郎においでおいでの手招きを送った。
昇太郎も信長に気づかれないように、そっと席を外すとゆっくりと龍馬の後を追った。
『どうしたんですか。龍馬さん、いきなりおいでおいでって、何かあったんですか…』
『いやぁ、わしはいままで、あんなに驚いたことはなかったぜよ…』
『一体、どうしたんですか。何かあったんですか…。龍馬さん…』
『何かあったなんてもんじゃなかったぜよ…。おまんが京の近江屋で、わしが切られて死んだ時に、わしの身体から青白く光る…オーラちょうのか…、あれが出ているのを見たと云うちょったけんど、信長さんのは、ちぃっとばかりか全然違いよったき、わしゃあ、ほんに魂げてしもうたんじゃ…。わしゃ、いままでにも海援隊で外国を相手に、商売ばやっていたきに珍しい物とかいろなものを見てきたが、あんなとてつもなく変わったオーラは今回が初めてじゃった…』
『そ、それで…、信長さまのはどんなオーラだったんですか…』
に噴き出すように光り輝いておったのよ。あれには、まっこと驚いてしまったぜよ』
『橙色…、オレンジ色か…。それでもよく、ここまでおとなしくついて来てくれましたね』
『さすがに、信長さんは並外れた精神体じゃよ。自分が死んだことを無念に思う気持ちも、明智光秀に裏切られたことへの怒りとかも、一切顔にも口にも出さんかったんだから、大したもんぜよ。
あれは、まるで自分がそうなることを初めから分かっていたような、そんな気ィもしないでもなかったな。うーむ…』
『それで、それからどうしたんですか…。ソーラのところに来た時には、もうオーラは消えていたみたいだったけど…』
『それがな、わしと話をしているうちに、いまにも燃え上がりそうだったオーラも、自然と色が薄れていって終いには、すうっと消えて行きおったんじゃき…。あんなものを普通のひとが見たら腰を抜かしよるぜよ』
『でも、凄いと思いますよ。ぼくは…、龍馬さんの時だって普通とは思えなかったのに、信長さまのは龍馬さんに輪をかけたくらいすごいということですよ。これは少しでも早いうちに神仙大師さまに逢って貰わないといけないですね…』
『まっこと、そのとおりじゃき。そういう風にソーラさんにも昇太郎さんから、云っといたほうがいいぜよ。さて、そろそろ戻ってみないといかんな。信長さんも心配だし、ソーラさんもうまく相手をしていてくれればいいけんど…』
『そうだね。ソーラのことだから、うまくやってはくれてると思うけど…』
ふたりが室内に戻ると、信長は上機嫌で酒を飲んでいたが、やがて、何を持ったのかゆっくりと舞いを舞い始めた。
『人間五十年……下天の内をくらぶれば………無碍の如くなり…………』
やがて、舞いは静かに終わった。龍馬と昇太郎は一斉に拍手を送ると、信長の見事な舞いを称えた。
『お見事な舞いでございました。感服つかまつりました』
『信長さま、とても素晴らしかったです。映画やテレビでは観たことがありますが、やっぱり本物は違いますよ。実に素晴らしいです』
龍馬も昇太郎も、そろって信長の舞いの素晴らしさを称えた。
『おう、その方たちか。何れに参っておったのだ…。まあ、ちとこっちに来て一緒に酒でも飲まぬか。さあ、ソーラどの。このふたりにも注いでやってくださらんか…』
『はい、かしこまりましてございます』
ソーラが昇太郎と龍馬にも酒を注いでやった。
『時に、この神仙郷とは誠に不思議なところよのう…。聞くところによれば、死にたる者が必ずしもすべて、こにに来られるわけでもないというが、わしは坂本に連れてこられたのも幸いだったが、それにしても何という穏やかなところか…。わしがこれまで生きてきた世界とはまるで違う、まさしく夢のようなところじゃ……』
これまで戦国という時代で、常に闘いの日々を送ってきた信長にも、ようやく人間が持っている、人間本来の穏やかな心が甦ってきたようだった。
『坂本にも、すっかり手数をかけてしまったが、ここで逢うたのもまさしく何かの縁(えにし)じゃ。それに神仙郷においては坂本と昇太郎は、わしにとっては大先輩に当たる身じゃ。ひとつよしなに頼むぞ』
『滅相もございません。信長さま、あなたさまはわしらの時代におきましても、なお天下に名だたる大英雄のおひとり。わしらごとき者に、そのようなお言葉はあまりにも、もったいない限りにございます』
龍馬のいた幕末・慶応年間においても、その名を馳せた戦国の大武将織田信長の精神体に、龍馬はうやうやしく言葉を返した。
『何を申す。坂本、ここ神仙郷では身分とか上下関係も一切問わないと、ソーラどのより聞いておるぞ。まして、わしらはそれぞれ生きていた時代も違っておる。それ故、その方もわしに対して、そのように畏(かしこ)まる必要などないということだ。わしもここに来てから、初めて己が身の愚かさを知ったわ。誠にわしもとんだ大うつけ者だったわい…』
信長は、これまでの数限りない残虐非道の行いを、回顧するように寂しげな笑みを浮かべた。
『信長さまも本日は、さぞお疲れになられたでありましょう。明日は神仙大師さまに、お目通りをして頂かなければなりませぬ。今宵はごゆるりとお休みくださいませ。これ、ソラシネ信長さまを寝室までご案内して差し上げなさい』
『はい、かしこまりました。信長さま、こちらでございます。どうぞ…』
『うむ、手数をかけるのう』
信長はソラシネに付き添われて、寝室のほうへと立ち去って行った。
『申し遅れましたが、明日はぜひとも龍馬さまに、信長さまのお供をするようにとの、神仙大師さまからの伝言ございました』
『何…、わしに…。わしゃあ、大先生から怒られるようなことは、なぁんもしちょらんとに、一体なんじゃろう…』
『大丈夫ですよ。龍馬さん、神仙大師さまは龍馬さん叱るために呼ぶんじゃないと思いますよ。反対にお褒めの言葉をもらえるかもしれませんよ』
『何で、わしが褒められるんじゃ…。わし、大先生に褒められるようなことなんて、何かやったかな……」
『ほら、あるじゃないですか。天正十年に往って、織田信長さまの精神体を、神仙郷に連れて来たじゃありませんか。きっと、あれですよ』
『だけんど、あれは大先生に頼まれたから、仕方なしに往って…、まあ、よかと。こんどは、何を云われるか知らんけんど、とにかく行ってくるきに…』
一応龍馬も何を頼まれようと、腹を決めたらしく快活に歌を唄いだした。
『土佐の高知の播磨屋橋で…坊ンさんかんざし買うを見た…よさこい、よさこい………』
唄い終えた龍馬は、少しは落ち着いたらしく、信長が飲み残していった酒壺から、自分で注いで飲み出し昇太郎にも勧めた。
『しっかし、判らんのう…』
龍馬が独り言のようにつぶやくと、
『何がでございますか…』
と、ソーラが問い質した。
『いまさら大先生が、このわしに信長さんと一緒に来いと云われたって、わしにはなぁんも心当たりがないき、いくら考えてもさっぱり判らん…』
『だからさぁ、龍馬さんが信長さまの精神体を迎いに行って、連れて帰ってきたから、ご褒美かなんかもらえるんじゃないの…』
『いんや、そんなことは絶対にない…。何かわしはいやーな予感がするきィ、もう寝るわ…』
龍馬は飲んでいた酒を途中でやめると、自分の寝所へ下がって行った。
『何だい…、坂本龍馬ともあろう精神体が、情けないじゃないか…』
『いいえ、そうでもありませんわよ。あのように見えましても、龍馬さまは自分がおやりになったことは、きっと誇りに思っていらっしゃいますよ。なのにあのように、照れ隠しかなにか存じませぬが、飄々としていらっしゃる。あの方こそ、本当に素晴らしい精神体だと、わたくしは思いますわ』
『うん、それはぼくも認めるよ。確かに龍馬さんの青白く光るオーラは、並外れていると思うけどさ。信長さまのは、それに輪をかけたようなオーラだったって云うぜ。さっき龍馬さんから聞いたんだけど…』
『それは、わたくしも感じましたわ。信長さまも、龍馬さまに勝るとも劣らない、素晴らしい精神体であることは間違いありませぬ。
ほんに、わたくしも明日の神仙大師さまにお目通りをして、どのようにおっしゃられるか楽しみでなりませぬ。さあ、昇太郎さまも遅うございますれば、そろそろお休みになりませんと…』
『いやぁ、ぼくも楽しみなんだよ。ふたりとも歴史上の人物で、超有名なひとたちだろう。神仙大師さまがどんなことを云われるのか、ぼくも実は楽しみにしているんだよ。さて、ぼくも寝るかな…。ソーラも来るかい…』
『あい……』
と、いうようなわけで、神仙郷の夜も更けてそれぞれ寝についた。
翌朝、信長は眠りから醒めると、いつもの癖がでた。
『誰かある』
信長は家臣を呼んだつもりだったが、
『お呼びでございましょうか。信長さま』
と、ソラシネが入ってきた。
『おお、忘れておったわ…。わしは死んで、ここは神仙郷だったな…』
信長は起き上がると寝台から降りて、用意されてあった着物を着て身
づくろいを終えた。
『信長さま、ご用意はでき申しましたか。本日は、急遽昇太郎も来るようにとのことで、三人で参りましょう』
昇太郎を伴って坂本龍馬も入ってきた。
『信長さま。昨夜はよくお休みになられましたか』
『うむ、ひさしぶりによく眠れたぞ。昇太郎』
『みなさま。しばらく、お待ちくださりませ…』
そこへ、ソーラも姿を現した。
『何だい。急に…、ソーラ』
『今回は、わたくしもご同道させていただきますわ。神仙大師さまには、わたくしも、しばらくお目通りを致しておりませぬゆえ、ぜひともご同道させてください』
『よーし、決まった。今回は四人で出かけるき、わしこれから大急ぎで用意ばするけぇ、しばらく待っとうせよ』
龍馬はあちこち動き回って、出かける準備をし始めた。
『さあ、出きたでよ。ほんな行こうか』
ソーラを加えて四人で出るのは初めてだった。珍しい物好きの信長は、あちらこちらと眺め回っていたが、やがて神仙大師の館に到着すると、相変わらず天まで届くほどの壮大な屋敷に、信長は肝を冷やしたように言った。
『何という広い屋敷だ…。これでは、わしの城など到底足元にも及ばぬわ』
ソーラが門番にひと言告げると、信長たちの元に急ぎ足で戻ってきた。
『信長さま。神仙大師さまは信長さまが来るのを、いまや遅しとまちかねているとこと、さあ、急いで参りましょう。龍馬さまも昇太郎さまもどうぞ』
四人は、直ちに神仙大師のいる間へと通された。
大師の間にははいると、正面の椅子に神仙大師が座していた。
『おお、その方が織田信長か…。うむ、その方も過去の行いに対して、だいぶ悔い改めたようだのう。それは極めて喜ばしいことであるぞ』
『ははぁ…、有りがたきお言葉にございまする』
『時に、信長。その方も来た早々で気忙しいとは思うが、さっそくやって貰わねばならぬことがあるのだ』
『は、何なりと仰せのほどを…』
『時代がのう。その方よりも、多少後の時代であるから知ぬとは思うが、龍馬と昇太郎なら知っておろうが、通称天草四郎こと益田四郎時貞という者がおる。この者は自分を神の子と称し民衆を扇動して、一揆に加担したという罪で捕らえられ打ち首にされて、その首は原城の城門前に晒し首にされた。これが世にいう「島原の乱」と申すのだがな。
しかし、その後が良くなかったのじゃ。精神体となった四郎時貞は、晒し首になった自分の首を目の当たりにして、自分をこんな目に合わせた人間たちを呪ったのじゃ。呪って呪って、呪い続けて人間どもを皆殺しにしてやろうと思ったのじゃろう。
そして、四郎時貞はついに悪魔と手を結び、魂まで売り渡したかも知れぬが、こうして天草四郎は膨大な魔の力を手に入れた。いまでも天草地方を彷徨っているかも知れぬのだ…』
『それでは、大師さま。その天草四郎を、われわれに神仙郷へ連れてこいと申されるのですか…』
と、龍馬が神仙大師に訊ねた。
『いや、残念だが、龍馬よ。一度悪魔と手を結んだ者を、この仙郷に迎い入れること出来ぬのだ。その方らの力を結集してでも、四郎時貞の精神体を抹殺してもらいたいのだ。今回は精神体を救い出すのではなく、抹殺するのだから並大抵のことではあるまい。ましてや、今回の相手は魔の力という強大な力が相手だけに、その方ら全員の力を以ってしても、相当手強い相手と見なくてはなるまい。そこで今回は特別に、わしの持ち得る限りのすべての法力を伝授いたそう。みなの者これより直ちに伝授場のほうへ集合するように…』
そういうと神仙大師は四人を残して、その場から立ち去って行った。
『みんな聞いたかい。大使さまは、持ち得る限りのすべての法力を伝授するって云われたけど、そんなに一辺になんて覚えきないよ…』
『大丈夫ですよ。昇太郎さま、そんなに心配なさらなくても、大師さまは法力を以って、伝えくださるのだと思われますから…さあ、私たちも伝授場のほうに参りましょう』
四人揃って伝授場に入ると、神仙大師は準備万端整えたように、ひっそりと立っていた。
『これは一瞬にして終わるから、準備はよいな』
『はい』
四人が同時に応えた。
『カァ…』
次の瞬間、昇太郎の頭の中には、煌びやかな音楽のような膨大なデータが、押し寄せる波のように湧き上がってきた。
『うわぁ…』
昇太郎は仰け反るようにして、頭を抱え込んだがすぐに収まった。
『これでよろしい…。これでわしの持つすべての法力が、その方らの中に伝わったはずじゃ。だが、決して魔の力を侮るではないぞ。魔の力こそ底の知れないものはないのだからな。己の身が危うくなった時には、一旦身を引くことも忘れるでないぞ。いかが精神体と云えども、身を滅ぼしては元も子もなくなるのだからな。それでは、本日はここまでじゃ、その方らもしばらくは、ゆっくりと休養を取るがいい。最後にもう一度云っておくぞ。決して魔の力を甘く見るでないぞ。よいな。
それから、信長に申し渡すのが遅れてしもうたが、その方には特別に斉天大将の称号をつかわそう。しかして、四郎時貞は魔の力を引き継ぐ者、くれぐれも気を引き締めて掛らねばならぬぞ』
『はは…、有りがたき幸せ……』
信長が礼を述べると、神仙大師はそのまま伝授場から出て行った。
『凄いじゃないですか。信長さま、斉天大将だって…、いきなり大将ですよ。信長さま』
『これ、昇太郎とやら、その「さま」呼ばわりは止めてくれぬか。わしはここでは、もう武将でも何でもない。ただの精神体なのだからな…』
『はい、わかりました。それでは、これからは龍馬さんみたいに、信長さんと呼ばせていただきます』
『うむ…、それにしても、その天草四郎時貞とは何者なのだ…』
信長は誰にともなく聞いた。
『いや、確かに信長さんが知らんのも当然だと思いますが、だけんど、キリシタンなら知っとるでしょうが…。天草四郎は、そのキリシタンの主神でもある、イエス・キリストという神さんの申し子という、とんでもない妄想に憑りつかれて、わずか十四・五歳の若者で民衆を扇動し、一揆に加担したという廉(かど)で捕らえられ、討ち首にされたという曰く付きの輩で…』
龍馬が説明するのを遮るように信長は言った。
『そうか、キリシタンであったか。キリシタンなら、わしも前に宣教師とか申す者に、一、二度逢ったことはあるが、わしは昔から神などは信ぜぬほうだったから、適当にあしらうって追い返してやったわ。しかして、何ゆえに神の子とまで公言しておきながら、悪魔に魂を売り渡すなどとは、誠に以って不埒千万なヤツじゃ…。むむむ』
神は信じぬという、信長は自らも精神体でありながら、生きた人間のように怒りを露わにしていた。
『しかし、ぼくは天草四郎と云えば、何かこう…、ひ弱なイメージしか浮かんでこないんだけど、そんなのが魔の力を持ったら、一体どんな風になるんだろう…。悪魔なんて本当に存在するのかなぁ…』
すると、昇太郎の言葉をたしなめるようにソーラが言った。
『いいえ、昇太郎さま。悪魔族はどこにでも存在します。神と同じで、人間の眼には見えませんし、その存在さえも感じ取ることはできませぬ。魔というもは、わたくしたち神仙の一族とは、強いて云えば水と油の関係。決っして相(あい)見(まみ)えることはありませぬ。ですから、わたくしたちも天草四郎が、いかにひ弱に見えましょうとも、弱みを見せたり隙を与えてはなりませぬ。さもなければ、わたくしどもの身が危険にさらされないとも限りません。くれぐれもご注意召されますように…』
神仙大師の命を受けて、神の子と称しながら魔と手を結び、いまや魔の力を手に入れ、人間に復讐を企てている天草四郎時貞を、この世界から完全に抹殺するべく。昇太郎とソーラ、それに龍馬と信長の四人の精神体は、いままさに戦いの火蓋(ぶた)を切って落とそうとしていた。
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