第24話 新たな登場人物と国名
名前編
◎ウ・ローズとウ・ボロン(ウロボロス)
1対の蛇の邪神。∞のマークのように互いの尾を咥えるシンボルで、崇拝されている。崇拝している信者はドラゴノイド。ドラゴノイドは古代からの竜人。数は少ないが長命である。
権能は「死と再生」 輪廻のシステムに寄生し、それを食い荒らしている。アズル教の一神教とは決して相いれない二元主義を原理としている。
◎マイケル(愛称 マイク)
アズル教の中級天使。将来の大天使候補。ズドーライン王国の南部を支配するマリオン侯爵家の嫡男でもある。マリオン侯爵家はラエンネックを領都とするが、普段は王都に居住。
無慈悲で悪徳な青年。ウロボロスの悪意に気づかず、性的奴隷として購入。ウロボロスと縁を結んでしまうと、家系が続く限り絡まれる。
◎ムカリオ
ムーントロールの姫。ムーミ〇と似ているかな。
妖精です。時間魔法を使える。闇属性。
◎ミミック
個人名は出てきませんが、ウロボロスの悪意で深いダンジョンの最下層に隠し部屋を作られ、そこの宝箱に擬態して誰かの来るのを待っています。
もしもコスモスの音が聴けたら、少女たちが迎えに来てくれると信じて。
病むと思う。不死なので死ぬこともできません。
◎テミス
古代神の一柱。洗脳事件では裁きの神が不在になると困るので、アズル教から見逃され、今でも強大な力を持っています。
テミスの名における契約を破ったら、本人だけでなく一族が連座するらしいです。
◎サイモン
サテュロスのまとめ役。サテュロスは上半身人間下半身山羊の神獣。かつては劇の合唱隊(コロス)を務めていたが、彼等の主人ディオニソスが洗脳事件以後行方不明になり、一族は困惑している。
本来快楽主義なのに、似合わないクレジット事業に携わっている。何か弱みを握られているようだ。
◎ヘルメス
古代神。担当は商業。現在は主に流通を担当している。部下にニンフの一族を従えている。
アズル教の洗脳事件では、商業担当で軽く見られ、見逃されたので何もされていない。
◎ ドライアド
固有名詞はまだ出てこないが、木の妖精。エルフの乳母として知られている。弓の名手で男女の区別はない。ただし人化する時は女性の姿になることが多い。
国名編
この大陸は魔の森の大森林におおわれている。わずかな平地に4つの人間生息地がある。
二大国
◎神聖クロエッシエル教皇国
大陸の北部にある超大国。アズル教を国教としている。最高権力者はアズル教会の長、神の代理人を自称する教皇。
◎ン・ガイラ帝国
大陸南部にある商業国家。宗教は自由であるが、皇帝は古代神を信じるということになっている。しかし洗脳事件以後古代文明自体が衰退し、古代神の由緒も不明になってしまった。
アズル教の進出も許している。国民の宗教はアズル教が5割。古代神4割。
弱小国
◎ズドーライン王国
大陸西部の小国。宗教的にはアズル教6割、古代神2割。2割は民間信仰など。
王都グリンガの規模は平安京と同じくらい。多分10万人くらいの人口。それ以外にスラム人口が2割程度で2万人。
ズドーライン王家は2大国と等距離を保つことで争いを避けている。ただし王家の宗教はアズル教。
◎蛮族の国々
大陸東部には小国家が乱立している。統一を巡って常に戦っている戦国時代である。
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