三話 誘拐された姫。ブチギレる魔王勇者
師匠を弔った後、嫌な予感がしてすぐさま帰ってきたのだがーーー
「どいつもこいつも、、、世界最強というのを軽く見てないか?今までのことが軽すぎたか?、、、そうかそうか、、、決めた、、、公爵家を潰すのは辞めた。潰すのは“公爵領”、、、一帯全て、、、僕をここまで怒らせたの公爵が初めてだよ、、、国王には、、、事後報告でいいか、、、本気で怒らせたのは相手だからな、、、今回ばかりは消し炭で終わらせる気は無いよ、、、それでいて完全に消す気もない、、、歪な形で終わらせてやるよ、、、」
すでに連れ去られていた為、ダルカナは死刑執行を確定とした。
するとそこにーーー
「大丈夫です、、、か、、、な、なんで、、、お嬢様が、、、」
「ああ、、、お前はあいつによく気にかけてたやつか、、、」
来たのはアサネのメイド。そしてーーー
「、、、ダルカナ君、、、これはどういうことかな?」
「、、、俺が聞きたいな、、、なぜこんなにも簡単に抜かれてやがる?俺が師匠とやってる時間すらも守りきれないとは、、、どいつもこいつも期待か舐めプしかしねぇ、、、いいか?俺は今ブチギレてる。アサネは連れ返す、、、絶対、、、それまで待ってやがれ、、、わかったか?侯爵。」
アサネの父、、、ヒカルは、ダルカナに気をされながらも頷きーーー
「わかった、、、娘を頼む」
そう言って頭を下げる。
「任せろ、、、絶対に生きて戻す、、、そして公爵は消す」
「いや、それをするとーーー」
「安心しろ、、、今回は辺境伯名義と勇爵家の名義も使う、、、なんなら俺自身が伯爵位を持っている、、、御三家揃ってんだ、、、潰しても王は何も言わん、、、なんなら借りが俺に王はあるからな、、、何か言えばそれを言えばいい、、、要は、、、任せろ。全て片付けてやる」
そう呟いて俺は公爵家の前へと現れる。
「な、何者だ!!」
1人の門番が立ち塞がる。
「、、、公爵を呼んでこの領土から消えて逃げるか、ここで完全に潰されるか、、、どっちがいい?、、、いや嘘。情けかける気今のでなくなった。去ね。《怒天術式 サタン》」
そう呟くと目の前の門番は防具のみを残して圧殺される。
「、、、これは、、、あはは、、、そうか、、、ゲームの世界でも人は人だからね。ま、僕には関係ないけど。」
圧殺された人の中を見るとペンダントがあり、そこには婚約者みたいなものが写っていた。
「ま、どれも、公爵を恨みな。全てはあいつが引き起こしたからな、、、」
そうして僕は門をぶっ壊して中へと入っていく。
「キャァ!」「だ、助けてくれ!」「待ってくれ!」
様々な声が聞こえてくる。だがどれもーーー
「堕天術式 暗天落」
「「「アギャ」」」
一つの技で消されていく。
そうして歩いていくとある人物に出会った。
「ふむ、、、貴様は、、、お嬢様に新しく支えている魔術師か?だとしたら乙なものだ!もう生きていないやつを助けようとーーー」
こいつは今、一番言ってはいけない事を言った。僕が一番気にしていた。不安だった事を、、、アサネが生きていないと、、、そう、、、言いやがった。
「、、、嫉妬術式 神涙ノ終焉、、、
俺は許さない、、、やられた分は何千億にでもして倍で返す、、、
たった今、お前とゆかりのある者公爵家と侯爵以外の全てに大事な人を目の前に移動させて目の前で圧殺した、、、最後にお前、、、お前はここの公爵の妃が好きらしいな?」
「は?お前さっきから何言ってーーー」
「堕天術式 土産ノ冥土」
それと同時に公爵の妃が現れてーーー
「あれ、私はーーー」
何かを言おうとした瞬間ーーー
「堕天術式 完遂 天」
「えーーー」
ーーーグチャ
「は、おい、冗談だろ、、、なんでこんな事」
「うるさい、、、うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!アサネを殺したやつの仲間など名前すら覚えたくない、、、消えてなくなれ。経験値にもしたくないわ。死ねぇ!!
《大罪術式 炎業不知火》!!」
もはやブチギレた彼に止まるという文字はなし。その男はチリも残さず消し飛ばされーーー
「あーもう!!いらいらするなぁ“!!
我の名を持って,今、命ずる。
現れよ、世界最強の悪魔達。
ーーー大罪の悪魔。」
「「「「「「「我主の為に、、、」」」」」」」
現れたのは毎度お馴染みのサタン。
嫉妬のリバイリア。
堕天のルシアルカ。
暴食のグラトニー。
傲慢のプレア。
強欲のマスト。
色欲のアスモウス。
そして悲蒼のソフィン。
の七名が召喚された。
「この領土にいる全ての人、魔物、建物を消し飛ばせ。もしアサネの死体を見つけたのなら保管しておけ。生きていたのなら全力で保護しろ。後は他のやつに全てを押し付けていい。俺はこの公爵を絶対に許さない。あいつらはアサネを使って企んでやがる、、、俺が言いたいことはわかるよな?」
「「「「「「「敵を見つけ次第抹殺、、、そして苦しませるように」」」」」」」
「上出来だ。よし。行け。」
すると同時に散開していき、また僕は公爵家を歩き回る。探しながら、殺しながらーーーそしてーーー
「見つけたぞ、、、ゴミカス雑魚三下野郎」
「ひどい言われようだな、、、それほどあれが好きだったかね?」
「喋るな。その言葉でさえ虫唾が走る。」
俺は聞きたくないがために全力で剣で斬ろうとするが
「スキル不可、、、クフフ、、、これで貴様は何も出来まい。そのまま死にゆく彼女を見るがーーー」
「、、、ん?生きているのか。、、、よかった。魔力探知の引っ掛かりが弱かったから死んだかと思った、、、なら問題ないな。」
急に彼は上機嫌になり始め、公爵は不気味がる。
「だからスキルをーーー」
その言葉を最後まで言われる前にその言葉は彼によって紡がれた。
「スキルを封じたくらいでなんとかできると思うなよ?ダルカナというのはな!世界最強の代名詞なんだよ!分かったか!クズ貴族!!」
スキルなんて使わず、魔法なんて使わず、ただ身一つで戦ってきたことなんて山ほどある。それがただ一つのスキル封じだけでやられるほどーーー
「雑魚に言われる筋合いはねぇんだよ!」
そして俺は幻死双剣を構えて,全力で切り刻もうとするがーーー
「、、、ガフッ、、、嘘だろ、、、なんでお前らが敵になるんだよ、、、六厄神共!!」
「「、、、」」
ある奴ら、、、六厄神 ソウとシアラだった。
「流石にこいつら相手だと、、、スキルなしはきついな、、、だが、、、きついだけだし、、、なんなら、、、これは最強の証明にもってこいだな、、、」
だが、たった今ソウによって左肩が切られた。特に闘いに支障は出ない、、、だからーーー
「誰が最強かわからしてやるよ、、、」
再び幻死双剣を構えて俺は劣勢から本気を出す。
「さて、、、六厄神ドモ、、、世界最強の存在の最強の技を見せてやろう、、、お前らが喧嘩を打った相手は化け物だった。そう記録しておけヤァ!」
そうしてぼくはそう達に突っ込んでいくのだった。
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