第2話 プロローグⅡ

「乾杯!明日香、おめでとう。」

 パパとママはビール。私と拓也はジュースで祝った.

「あの、マッチポイントのスマッシュよく決めたな。」

「うん。ちょっとビビったけど、思い切り打った。」

「カッコよかったよ。」

「ママ、見てられなくて顔押さえてなかったけ?」

 パパのつっこみに、

「指の間から、見てました~。ハハ」

 家族4人で大笑いした。やっぱりパパとママの仲が良くてよかった。


 その夜、寝室に、俺と瞳はいた。

「今日は、本当によかったね。興奮したよ。」

「うんそうね。自分の娘ながらすごいって思っちゃった。」

「いつも、明日香のサポートありがとう。今日もお弁当とかドリンクとかしっかり準備してあげたんだろう。」

「まあね。私ができるのはそれくらいだから。」

「そんなことないよ。君は、母として素晴らしいよ。」

 瞳を抱き寄せて、キスしようとした。瞳は、身体は預けずに軽くハグしてきた。俺はしかたなく、頬に軽くキスした。

「もう寝るか。」

 バツが悪くて、眠ることにしてベッドに入った。照明を消して、瞳もベッドに入ってきた。

「ねえ・・・。」

 瞳の体に触れた瞬間、

「疲れてるの1日外にいたし・・・。」

 瞳は、俺に背を向けた。


 またか。


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