瑞々しい言葉がほとばしる短歌が並んでいます。卒アルとあるので、学生さんか、新社会人さんでしょうか。新しく始まった社会生活と、学生時代の甘酸っぱい回想とが融合して、得も言われぬ叙情性を生み出しているのです。どの短歌も印象的ですが、特に心に響いた短歌1首を紹介しておきましょう。ごめんって今日まで言えなかったのは喉まであげたリボンのせいだ