クズヒモどこでも変わりたくない

@yummy_sick_dark

プロローグ

俺はクズなことだけは自信を持って肯定することができる。だからと言って何でクズなのかは正直全くわからない。ある程度付き合いがあった奴はそんなだとは思わなかったとかありえないとか散々な言われようで離れていく。やっぱりクズということは確定している。もう死ぬんだけどね。もっと楽して豪遊したかった。都合のいい女欲しかった。そしてハーレムをつくってみたかった。来世があればつくることにするか。



うーんなんだよせっかくトリップしていたというのに起こしてくる奴は誰なんだ。

「うわーんうわーん」

うるさいうるさい

全く声が出ない代わりにうわーんだけが繰り返される。なんだよこれ目もモヤがかかっている。どういうことだわからん。一刻も早く抜けださうわなんだなんだ少し上に上がっているようなきがする。持ち上げられているのか。誰かの顔が近づいてくる。誰だこいつ。いくら見えにくいといってもこんなやつ知らんぞ。俺に何かを話しかけてくる。あーなんとなく読めてきた。これ転生ってやつではなかろうか。そうすれば全て辻褄が合う。ぐへへ、今世こそはハーレムを作るぞー。


えいえいおー。


とはならなかった。俺は女になっていたのだった。おかしいなんで転生させたやつのバカ、アホ、変態。そんなは正直笑って飛ばせることは置いといてだ。何とかうん何とかね。本題はこっちこの体が弱すぎる。3年間の中で調子の良かった日なんてほとんどない。多分なんかしらの上級階級だから治療をしっかりと受けれてるけどまじできつい。しんどい、いたい、つらい。なんで転生してまでこんな目にあわなきゃいけないですかねー。あーあどうしたもんかね。

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