第16話 鵺の啼く
久保田ことキングオブソードはその卓越した鑑識眼で濡れ女の弱点を見抜いた。
「ゴルテアスの繋ぎ目
これよりシシ神よ・・・汝と千鶴の悪縁を絶つ!」
その大振りの大剣でちょうど大蛇と千鶴の繋ぎ目を正確に
切り裂いた!
h@tt@@@@@@@!!!
異様な悲鳴が森全体に響きわたる。
それに呼応するかのように猿神から大猿になったマシラ様と
巨大な牛鬼が現れた。
重石で動けなくなった邪神(蛇身)は元の無数の長い白い手になり
マシラ様と牛鬼を結わえ付ける。
なんと身の丈50メートルの合成大怪獣が現れた。
その上空に二羽の鴉天狗
「兄者、佐々木の稲妻のサインの下に見つけだぞ!」
「おう鶴栄、あれぞ伝説の雷獣「ヌエ」」
「加勢が間に合ったわ!蔵馬流の槍捌き、とくとご照覧あれ!!」
鈴木八咫は蔵馬寺から弟子の鶴栄を引き連れてきたのか?!
上空より鴉天狗、地上に権現となった四人の攻撃が続く。
しかし源の頼光以来の大妖怪「ヌエ」はびくともしない。
「佐々木、我らとそなたらの力を合力するぞ!」
「心得ました、みんないいか?」
「ロイヤル・ストレート・フラッシュ!!」
全員の掛け声と共に五つの光線が一つになりヌエを貫く!
h@0000000000!!
大爆発!!
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