雲の上は必ず晴れている

飛行機をモチーフにしつつ、乖離する恋心を読んだ連作だと感じた(全然違ったらごめんなさい)。定型に収めない不安定さが乱気流でがたつく飛行機のようで不思議と読んでて胸の奥のほうが苦しくなる感じ。
(良い意味で)さらっと読んで理解できる歌ではないので、じっくりと味わいたくなります。好きです。
【個人的に特に好きな一首】
床がないままで話していたみたい。床を差し込む 距離がはじまる