Licenseというタイトルから車をモチーフにした連作。物理的にはどこにでも行ける、でもどこにも行けない。主体に立ちはだかるその事実を自分事のように一首一首噛み締める連作でした。夏雲をその背に負えば信号は立つよりも立ちはだかるに近いが一番好きでした。