第2話 戦闘描写

というわけで改めまして 花天月地という戦記もの、上げておきます。


何故上げたかというと、「赤壁後」の陸遜の話をいずれ書きたいからです。


その為には赤壁を書いておかないと話がよく分からんところがありますので、とりあえずあげましたが、一番の理由は戦闘描写企画さんが現れた時にがっつり戦ってる話をもっと置いておきたかったので。


【ジグラート】も【アポクリファ】も【翡翠】も本当はもっと戦闘描写ある話なんですが、いまいちまだそこまで行ってない部分あるので


前の所でも書いていますが、


陸遜は本当に戦いだけの人生と言っていいほどの戦いの人生なので、

いっぱい戦闘描写がある



お察しの通り、ここに至る前にも実は話が山ほどあります。


甘寧との話や、

龐統との話が特に。

陸家とも、うちの陸遜は当主ですがちょっと疎遠なので(育ての親である陸康を、孫策が討ち取ったのに、陸遜は陸家再興の為に孫家に帰順することを決めたので、その決定に一族が不満を持っている)、色々あるのですが、それは上げていません。


気が向いたらあげるかもしれませんが、今は他に書きたいものあるので、今のところはその気が全くないです。


ただ赤壁さえ書いておけば何となく全体の人々の関わりも描けるので、あとはここから好きに先の話を気まぐれに上げていくつもりです。



混乱防止のために


姓 名 字 についての説明少し書いておきました


「名前は大切な物だから、そんなに気軽に呼ばないもの。

 呼びやすい【字】を用意する」


って発想が可愛いらしいのです🥰


三国志の皆さんとても素敵な【字】を持ってて良きです


陸遜の字は「伯言(はくげん)」なんですが


陸 伯言(りく はくげん)ってとてもとても陸遜に似合っててなんだか綺麗な字で気に入っている



そして甘寧兄さん戦場で鳥の羽で身を飾っていたらしいのですが、元々これは自分の部隊の者たちが戦闘中同士討ちを避ける為の意図があったとされます。


しかしながら部下には同士討ちを避ける支度をさせておきながら自分は鈴で身を飾って「ここにいるぞ!✨」ってことを誇示したそうなので どんだけ戦場で目立ちたかったんだ甘寧兄貴よ……😊✨ 戦闘民族よの……✨✨





☆うちの龐統さん設定


・孔明先生と特別な宿縁で結ばれてる人で、一つの星の宿星を分け合ってる。

なので、「孔明と生きて行かなければならない」と運命に決めつけられていることが気持ち悪く、何かを選んでもそれが自分自身の意志による選択ではないのではないか……などという心の迷宮に小さい頃から入り込んでしまい、次第に自分を運命に縛り付ける「孔明」という存在を憎むようになる。


ただし、二人に面識はなく、


だけど宿縁が結び付いている為に龐統には孔明の居場所などが分かる。


孔明を殺して自分が「自由になりたい」と望んでいます。


その為、蜀に孔明が行ったので、敵対する「呉」に龐統は来て、戦おうとしている。


だけれど、その邪念(心が呉に全くない。孔明と敵対したいだけなので、悪戯に呉軍と蜀軍を衝突させようとしたり策を弄した)を周瑜に見抜かれて「お前は呉にはいらない出て行け」と言われていたんだけど、陸家とひと悶着ある陸遜は、「運命に縛り付けられて自由に生きれない」という龐統の話を聞いて、少し同情をし、心を寄せて庇護してしまった。


その結果、龐統が原因で呉蜀がぶつかり、その戦いで孫策が魏延に片腕を斬られ隻腕になったので、周瑜が大激怒して龐統を斬ろうとするのだけれど、「自分が彼をここに留めてしまった」と陸遜が代わりに処罰を受けて、一年左遷されられたという出来事がありました。


龐統は陸遜に免じて処罰を免れましたが、彼は孔明だけが行動理由なので、他の人間に全く心を向けません。「別に守ってくれなどと頼んでいない」という感じで陸遜が左遷されても特に気にせず、呉で淡々と過ごしている為、陸遜を見込んでいる甘寧も恩義に報いない龐統を非常に毛嫌いしています。


そういう、ちょっと前段階が龐統にはある……。


そこもすごく気に入ってるエピソードなんですが、そこから赤壁に繋げると膨大になるので、とにかく赤壁の戦いとしてまとめたかったので、今回はそういうところ省いてます。




ちなみに、陸遜は史実でもどうやら色んな各地を転戦し、実績を積んでいた軍人さんっぽいので、そういう左遷エピソードでそんなのを書いたのですが、


その左遷先で、うちの陸遜は魏軍と戦ったことがあり、

そこで曹操に【狼顧の相】を警戒され、毛嫌いされていたという司馬懿こと司馬さんに遭遇しています。


更にその前にも一度うちの陸遜は戦場でフラフラしてた司馬さんに会っており、この時に司馬さんに深手を負わせたことがあったため、そのことで気に入られて(←?)思いがけない所で会った 左遷地でも邂逅し、そこでも砦一つ奇襲で落とした陸遜の軍師としての才を気に入っており、


実はうちの司馬さんと陸遜は赤壁前にもかなりの因縁があるのですが、

そこも書いたらまた膨大になるし、収集付かなくなるといけないので、一切を省いています。




とまあ色々は書いてない部分あるんですが、


読まなくても全然赤壁の戦いとして読めるようにはしておいたので、


良かったらどうぞです 戦闘シーンでしかないです🥰 へへっ✨









ちなみにですが、ルビ振りはかなり甘めに付けました。

というのも、同じ漢字でも中華系の名前って日本人の名前とは付けるニュアンスが異なり、実は非常に読みにくいのです。


私自身は三国志を知っているので、スラスラ読める名前ばかりなのですが、短編として仕上げたので、三国志を知らない人が読んでも戦記として楽しめるように、と名前の読めなさがストレスにならないように、そういう意味で三国志を知ってる人ならば楽勝で読める名前や地名でも、基本的には話が変わった時点でリセットし、出来る限り甘めにルビ振りをしました。


なのでこの話のルビ振りの多さは 三国志を知らず、中華系もあんまり読まないような人でも名前が読めず覚えられず分からんというストレスをなくすための優しさの塊なので三国志に慣れてる人が「ルビを振り過ぎだ もう分かったというのに」などと文句を絶対言わないで下さい そんなことしたらぶっ飛ば……いえ、泣きますので😊



あの甘いルビ振りはそういう三国志慣れしてる人の為ではなく、

してない人の為にしたものなので。いらんとか絶対言うなよ



いや違うんですよ 中華系の小説でルビ振り厳しい話たまにあるんですよ……

いやうちなんか史実の三国志だからまだいいよ!! オリジナル中華でルビ振り甘いの厳しいって!!💦



序盤の最初に振ってそれ以後全く付けてないと このキャラの名前読めん……なんだったっけなどとなり でも調べるのも面倒臭いからそのままニュアンスで読み続けるとドンドンドン名前の読めない奴が増えて来て結局話に集中出来なくなります😇


洋風な話はカタカナだから読めるのであって、中華とか日本系は 人がかなり増える戦記物とかは甘め甘めにルビ振ってあげてな!! 特にオリジナルだと作者しか基本読めねえ名前なんだからな!!


数人とかなら全然覚えられるんだけど、戦記物はダメ!! 些細な人間も出て来る戦記物はほんと思い出したようにルビ定期的に振ってあげて



もう大切なシーンなのに名前がはっきり分からん奴と名前がはっきり分からん奴が真剣に話してても集中出来ないから!!




私は「一話」変わるごとになんとなく序盤はちゃんと振って、以後長くなるようなら定期的に振りました



最初あらすじとか全く書くという発想が無かった私に言われたくないかもしれんが、でもさすがの私も漢字系の名前を一番最初だけルビ振りして、忘れたたびに「これなんて読むんだっけ?💦」って読み手に探させるような手間はさせるのは申し訳ないわって気持ちはものすごあるよ……。



しつこいくらいルビ振ってあるのはルビ振り厳しい漢字系の名前使う話って良くないなーと読み手の実感として痛感したことがあるからです。



あれは本当に良くない。



もう世界観とかじゃない


何もかもが読めずに分からんくなる……。

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