この物語は何処かがおかしいです。では、読者は展開を読めるでしょうか。論理は、歪むと、予測不能になります。推論を積み上げていく一つ一つの煉瓦が捻れていて。まさか。結末まで読んだときの感想は、その一語。何処かがおかしい話を読み進めていくと、森の中を歩いているかと思いきや、ありきたりでない真の迷宮へと。歪みに、我が身をねじられる体験をしませんか。