第3話りょうしの サブロウ
むかし むかしの はなしである よのなかに ほとけの おしえなるものが ひろまり おおきな てらや おおきな ぶつぞうやらが たてられた じだい ほとけの おしえとは かんけいない
【にんぎょの にくを くうと せんねん いきられる】
と いう うわさが しんじられていた うまれた あかんぼうの はんぶんは 12さいまで いきられず はやり やまいが はやれば きぞくさまも かわらコジキも バタバタと しんで いった そんな じだいに せんねんの じゅみょうを ゆめみる ものたちがいる しょみんではない くらいの たかい けんりょくしゃ たちである そのなかの ふじわらの なにがしが おのれの けんりょくを つかって
「にんぎょを とらえよ にんぎょの にくを みやこへ とどけよ」
と おふれを だした
りょうしの むすこで サブロウというものが いた あに ふたりも りょうしで あったが かれらは ふねをもち おきにでて さかなを とった サブロウは わかいと いうこともあり ふねは もらえず きしから さかなを つるか いそばで いそのりを あつめたり していた
あにたちは かせぎもあり まいよ おんなたちと すごしていたが かせぎの すくない サブロウを あいてにする おんなは いない サブロウは まいよ もんもんと すごした
ある しょかの つきよのばん サブロウは ひとり いそばに すわり つきを みながら センズリを していた むらの いちばんの むすめを ゆめみながら やっていると かいめんに およぐ ものを みつけた めを こらして みると おんなである つきよの うみを おんなが ハダカで およいでいる
サブロウ(どこの おんなだ?)
と かくれながら みていると おんなが いそに あがった いいからだを している おんなは いそのなかでも たいらな ばしょで いそのりを とり くちに はこぶ せなかに なにか しょっている その しろいはだ ふっくらと した しり がまん できない
サブロウは ハダカになると こっそりと ちかづき こえを かけることもなく うしろから いきなり だきついた おんなが ていこうしたため いそのりに すべって おんなが あおむけに ころんだ サブロウは うえに おおいかぶさり おのれの いちもつを おんなの こかんに おしこんだ はげしく だしいれ すると おんなは あえぎ ていこう しなくなった さらに ふかく はげしく おかし いっきに こだねを おんなの おくふかくに しゃしゅつした
おんなが
おんな「あつ〜い」
と いい からだの ちからを ぬいた つきあかりに みる そのからだは エロく さらに おんなの おくに いれたままの サブロウの せんたんを おんなの おくで しゃぶられているような かんじがする かんじる サブロウの いちもつは おんなの なかで ふたたび たちあがり そのまま おかし つづけた むねを もみ おんなの あしくびを もち つきあかりに おのれのものが おんなの なかに だしいれ されるのを みて さらに こうふんした
おんなの からだには けが ない ながい かみのけは あるが わきにも またぐらにも けがない あしにも けがなく サブロウは なめらかな しろいはだを たんのうした いつしか サブロウは たまっていた おのれを すべて おんなの なかにだし しずかに ぬくと じぶんを たのしませた おんなを あらためて みた こかんの あなは ポッカリと くちを あけ サブロウの だしたものが あふれだしている グッタリとした おんなの からだ そして すこし くちを あいて よこを むく おんな
めが おおきい びしんとは いえないが きれいな おんなだ
サブロウ「すまん がまん できなかった・・・」
と いうと おんなは
おんな「まだ こづくりの きせつでは ないのに・・・」
と いう
サブロウ「こづくりの きせつ?なんだ ?それは?」
と きく サブロウを あきれたように みると
おんな「ひとは きせつに かんけいなく まぐわうのか? ねんじゅう はつじょう しているのか?」
と きく へんな むすめだと よくよく みると おんなは ひととは すこし ちがって みえる
サブロウ「そなたは ひとでは ないのか ?」
おんな「おまえは わたしを ひとだと おもって おかしたのか?」
サブロウは しずかに うなずいた
おんな「あきれた ものだ わたしは カッパだ うみにすむ カッパだ」
サブロウ「カッパ! うそだろう?あたまに サラがない」
おんな「あるさ ちいさいのが」
そういって おんなは かみのけを かきわけて みせた のうてんに ちいさな ハゲの ような さらがある
サブロウ「おどろいた おれは カッパと やったのか?」
おんな「やった?やったというよりは おかしただろう・・」
サブロウ「なまえは あるのか?」
おんな「マキとでも しておこう ひとに あわせて」
サブロウに おそろしさは ない カッパの マキが ひとと よくにていて そのからだは みりょくてきな ことも えいきょうしていた
マキ「まーよい べんきょうに なった ひとの おとこは ねんじゅう はつじょうしていて こだねは とても あついと しった」
と いい たちあがった
マキ「わたしは かえる」
そういって うしろを むいた マキに サブロウは うしろから だきつき むねを わしずかみに した
マキ「なんだ!」
サブロウの むねに かたいものが ふれる
サブロウ「ほんとだ こうらが ある」
マキ「だから カッパだと いったろう わたしは」
サブロウは かたてを マキの こかんに もっていき おもわず こしを ひいた マキを そのまま よつんばいにして うしろから おかした
マキ「まだ おかすのか!」
サブロウ「カッパでも ようかいでも かまわね〜 おまえは さいこうに きもちいい ものを もっている」
と そのまま さらに にはつ ぬいて へたりこんだ ゆっくりと たちあがろうと する マキに
サブロウ「また やらして くれねーか? だめか?」
マキは あきれかえったが サブロウの こんがんする かおを みると
マキ「つぎの まんげつの ばんに このうらの すなはまに こい ここは いわばで かたい」
そういって うみに とびこむと みえなくなって しまった
つきは にしに かたむき ひがしの そらは しらみはじめている
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