第4話カッパと にんぎょ
サブロウは つぎの まんげつが まちどうしくて たまらない いままでは つまらなかった じいそからの つりや いそのり あつめも うみのカッパ マキのことを おもいだす ざいりょうになり しぜんと えがおになる
しおの みちひきは つきの みちかけと みっせつに かんけいする まんげつと しんげつに うみは おおしおになる その ちゅうかん すなわち はんげつに ながしお わかしおが はいる りょうしにとって しおの ながれは だいもんだいである しおにより さかなの うごきが かわる それは さかなの とれだかに えいきょうする
うみのカッパも しおの えいきょうを うけている マキが りくに ちかづいたのも しおの えいきょうだろう サブロウと あう やくそくを つぎの まんげつに したのも そのためだろう が サブロウは そんなことは みじんも かんがえていない まんげつに なれば マキと やれる としか かんがえて いない あとふつかで まんげつである サブロウは センズリしたいのを がまんして まんげつに そなえる
まんげつ ちいさな すなはまで まっていると みちしおに のるように マキが なみまに あらわれた サブロウは ハダカに なると マキにむかって かけだし そのまま うみに かけこんだ マキは しずかに ちかづいてくる マキの むねが かいめんから でたあたりで サブロウは マキを だきしめていた そのまま だきあげると おのれの いきりたった いちもつを マキのなかに おしこんだ
マキ「もう〜っ」
マキは あきれながらも サブロウの
クビに うでを まわし あしで サブロウの からだに しがみついた サブロウは おのれの もので マキを くしざしに したまま マキの しりを かかえて きしにむかって あるく ひとあしごとに マキは つきあげられ サブロウは ここちよい しまりを かんじる サブロウは うみから でるまえに いちど はっしゃしたが そのまま ぬかずに マキを はこんだ そのまま なみうちぎわに すわる そのころには サブロウの いちもつは ふっかつし マキの おくを せめあげる マキも サブロウに あわせて こしを うごかす なみが ふたりの かはんしんを あらうなか サブロウは にはつめを はっしゃ やっと おちついて マキを みた
マキ「そんなに あせらなくても すきなだけ やらせるわよ」
サブロウ「まんげつの ときだけじゃ たりないよ」
マキ「わたしは うみのカッパよ このへんには まんげつの ときしか こないの 」
サブロウ「そんな・・さかなみたいに・・」
マキ「うみの いきものは みな しおの ながれを むしできないわ さかなも クジラも にんぎょも」
サブロウ「にんぎょも?にんぎょも このへんに きてるのか?」
マキ「いるわよ にんぎょが どうかしたの?」
サブロウ「みやこから『にんぎょの にくを とどけろ』って おたっしが でてるんだ」
マキ「なんで にくなの にんぎょを みせものに するんじゃ ないの?」
サブロウ「なんでも にんぎょの にくを くうと せんねん いきられる らしい」
マキ「ウソよ そんなの もしも そうなら サメたちは みんな せんねん いきるはずだけど ふつうに しんでるは」
サブロウ「サメは にんぎょを くってるのか?」
マキ「わたしたちも おそわれる ときは あるけど ほとんどは しんだものを たべるだけよ サメだけじゃないわ ほかの さかなも カニやエビも しんだものの にくを たべるのは たくさん いるわ わたしが しんだら ヤッパリ かれらに くわれるのよ」
サブロウ「おはかは つくらないの?」
マキ「おはか? うみは いきることの すべてよ うみで うまれて うみのものを たべて うみで いきてうみで おとなになって うみで こどもをうんで うみで そだてて うみで しんで うみのものに たべらて かれらの フンになって うみの いちぶに なるの それが うみで いきるものの さだめよ」
サブロウ「りくで おれと いきないか マキ」
マキ「むりよ わたしは りくでは ながく いきられない はんにちが いいとこよ」
サブロウ「おれは まいにち おまえと やりたい」
マキ「むりよ それに はんしょくの きせつが くれば わたしは カッパの おとこと まじわり そのこを うむの そうすれは おおわかれよ」
サブロウ「おれの こは うまないのか?」
マキ「うめないは ひとのこどもは だから あなたに すきなだけ やらして やれるのよ・・・やって すきなだけ」
サブロウは マキのからだを むさぼるように やりまくり すっかり ちからを なくすと マキは あけがた ひきしおにのって かえる
マキ「はやく ひとの おんなを みつけなさい きっと いるわよ あなたと やりまくりたい おんなが」
そういいながらも つぎの まんげつにも あう やくそくをした
サブロウ「マキも おれと やりたいんだ きっと」
サブロウは マキがもぐった うみを みつめて つぶやいた
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