未プレイの方が読んでも面白いエッセイ!
- ★★★ Excellent!!!
若き日の四谷軒さんがはまり込んだサウンドノベル「ひぐらしのなく頃に」について、同氏が熱く語ったエッセイです。
同人のフェスではなく、パソコン誌のオマケで入手して没入したそうですが、そういえば20年位前まで、電気の量販店でパソコン版のゲームソフト売ってましたね。デカい箱に入って。麻雀とか将棋とか三国志とか。今もあるのかなあ?
私自身は、サウンドノベルは「かまいたちの夜」をやっていましたが、その頃のはまだ単純でした。ほんと紙芝居パタパタみたいな。「ひぐらしのなく頃に」は未プレイですが、それから10年後の作品なので、きっとすべてにわたって進歩していることでしょう。
有名な「ひぐらし目」、いま検索してみましたが、これは確かに怖い、インパクトがあります。楳図かずおの恐怖漫画に通ずるところがあります。普段が少女漫画チックなビジュアルの分、余計にそうですね。
サウンドノベルに耐性がなくて、未プレイで、進行もエンディングも分からないのでは、四谷軒さんが、期せずしてはまり込んでしまうのもよくわかります。
熱い思いの伝わってくる好編でした。
未プレイの方も是非どうぞ。