1ヶ月以内に恋人を作らなきゃ殺されるらしいので、必死で彼女を作ります!

カフェオレ

第0話 神による脅し

 「1ヶ月以内に恋人を作らなければ、あなたを殺します☆」


 ……それは俺が神に宣告された、理不尽極まりない死刑宣告だった。



 ◇


 俺の名前は、神部かみべ海斗かいと。さっそくだが、目の前に浮遊してる生物?がいる。


「殺すって……バカなの?」

「私は神なのです!バカなわけありません☆」


 なんか、この神様全ての語尾に星☆がついてそうな話し方をずっとするんよなぁー。後、金髪ロングで、オッドアイ。体は全体的に光ってて、身長は多分180くらい。後、胸がで……いや、何でもない……きれいな純白の女神衣装をまとっている……ん?あれ?今思ったら、この神様美人だな(今更)


「というか、急に来て「あなたを殺します☆」って頭のネジ、何本か外れてないとできないことでしょ」

「え?そんなことは、無いと思いますよ!これぐらい天界では常識です☆」


 ということは、天界にいる全ての神がこんな感じに、イカれてるのか……やばい、鳥肌立ってきた。


「後、私の声真似はしないでください。普通にキモイです」


 ……え?なんで悪口言われた?


「そんなことはどうでもよくてですね……」


 俺にとっては、キモイって言われたの、全然どうでもよくないんですけど……


 そんなことを俺が心の中で思っても、この神様にはまったく伝わらないようだ。


「最初に言った通り、1ヶ月以内に恋人を作らなければ、あなたを殺します☆」

「だから意味わかんねぇよ!!」


 俺は、年齢=彼女なしの、ただの高校2年生なんよ。コミュニケーション能力は結構高いと思うけど、だからと言ってモテているというわけでは一切ない。友達が多いというだけだ。

 そんな男が恋人なんて作れるわけがない。


「あなたに私の家系を残してもらわなければ、困るんです☆」


 ……は?なんで急に金の話?


「なぜ、そこであなたの家計の話が出てくるんですか?」

「違う!そっちの家計じゃなくて、家の系統の方の家系☆」


 ああ、そっちね。てっきり、急にお金の話し始めたかと思ったわ。「『金貸して』って、言われても絶対貸さないぞ!」って決意してた過去の自分が恥ずかしいわ。


「はぁ……あなたバカですか?どうして、自分の家系知らないんですか?普通、一家に一つぐらいは、3万年前ぐらいまで遡れる家系図を持ってるものだよ☆」


 ウインクをしながら、常識ハズレのことを話す神様。


「大事なことだから、3回しか言いませんよ?」


 1回じゃないんや……


「あなたの先祖は、私なんです!だから子孫を残してもらわなきゃ困るんです☆」

「そうですか……」

「え!?なんでそんな、平淡としているんですか?」

「……疲れてるんですよ、今日部活あったんで……なので、早く話終わってもらっていいですか?寝たいんですよ。てか、はよ寝かせろ」


 おっと、思わず本音が。

 っと、まあ、俺はサッカー部に入っているのだが、部活内容がまあまあきついので、今は完全に寝たい気分だったのだ。そんな時、こいつが表れて、寝れなくなったってわけ。しかも、恋人を作れとかいう無理難題。全然、クラスの女子とかと話すのは大丈夫だが、恋人になるとなると完全に別問題。後、その時の自分が想像できないってのもある。やっぱわかんないもんってのは怖いんだよ、人間は。


「えーー、しょうがないなあ……まあ、何回も言うけど結局これ!

 1ヶ月以内に恋人を作らなければ、あなたを殺します☆

 ……ということで、よろしくお願いしますね」

「うん、よろしくね……」


 本当に嫌だったし、無理なことは決定してるけど、俺は諦めた。眠かったのもあるが、神には逆らえないと自分の本能が言っていたからでもある。


 さて、どうやってこの無理難題を乗り切るかな……


「あ、そうそう!もちろん子供をつくることが前提のお付き合いをしてね☆」


 ……条件の難易度が☆10から☆100ぐらいに跳ね上がった瞬間だった。ゲームだったら即リセットもんだわ。

 おまけに、それを1ヶ月で達成しなきゃいけない

 ……悲報、俺詰んだ。


毎日投稿すればリワード貰えるのに、21日するの忘れてた……死にた。

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1ヶ月以内に恋人を作らなきゃ殺されるらしいので、必死で彼女を作ります! カフェオレ @cafe772

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