主人公の女子高生・梅宮瞳には変わった趣味があった。
それは、水の中で限界が来る9分目まで潜ること。
自分の苦しむ声や呼吸の泡を見ることでゾクゾクするという性癖を知っているのは身近な2人だけだったが、それをクラスメートの高砂宏紀はなぜか理解していたようで、瞳をプールに誘って来た。
それをきっかけに瞳は高砂と一緒に水の中に潜ることになったが、彼の行動は瞳の予想を超えていた……。
マゾやらサイコパスやらの危険な言葉が飛び交う作品だが、実際は初々しい純愛を描いている。主人公瞳の、高砂君って最初は変な奴→ちょっとやばい?→かなりやばくね?→好きかも、という心の変化が緻密に描かれていて読む方もドキドキする///