彼(彼女)らは「どこか」からやってくるのです

青い空
輝く太陽
白い波
きらきらまぶしい、夏の風景

…ですが、海って、怖かったりしませんか?

お盆を過ぎたら、海に入ってはいけない
なんて、言いますよね(地方によるかもしれませんが)

ここではないどこかと繋がっているような…そんなイメージ

本作の海は、まさしく、どこかと繋がっているようです
そして、「どこか」から、彼(彼女)らはやってくるのです

怖い……😱

けれど、哀しい

だからこそ、そんな彼(彼女)らの最後を見届けた時、静かな感動がおとずれます

元々は別々の短編2作を融合させて、新作を書き足し、みごとに着地させた3部作👏

夏にぴったりの、ちょっと切ないホラー🌊
おすすめです

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