いっかいめ

気づけば、ベットに横たわってた。悪夢を見たのかもしれないどうしてかわからないが。気分がよくない・・・


「俺はあの女に殺されたのか?」


そう、前回あの女に殺された気がした。鈍器なもので頭を強打。

何なのかわからないけど


「あれ?俺って何のためにここまでループしているんだろう」


「とりあえず今日の伊豆家は8月15日・・・いつもはこんなとこに巻き戻ってこないはずなんだけどなあ・・・」


「暁斗~?速くいかないと遅れるわよ~それに那奈ちゃんも迎えに来てくれたわよ~」


「那奈?」


(さすがに気のせいだよな?那奈関連で少し引っかかるのは・・・)


「今行くよ~」


・・・・・・


「暁斗すこし、遅かったね?」

「あ、ああちょっとブレザー切るかどうすっかなって思って」

「こんなあっつい時期にブレザーは正気?ww」

「暁斗・・・今日はねぼすけさんだあ~~~」

「那奈?お前そのかっこ・・・」

「いいでしょ、イメチェンしたんだよ?似合ってる?」

「・・ああ似合ってるよ」

「なあにそれ女の子がイメチェンしたらかわいいってすぐに感想を返すものでしょ?」

「・・・」

「なんか、元気ないね?」


(おかしい、何もかもがどうして、こんなことに・・・俺は何のために輪廻してるんだ)


「って、そんなこと言ってたら遅刻しちゃう水曜日だからあの生徒指導の先生じゃないけど・・・はやくいこっ」


那奈が俺の手を引っ張ろうとして、俺は・・・


「あっ、ごめん。悪気はなかったんだ」


なにか、那奈にたいして怖いと感じてしまっている自分がいる・・・どうしてだ?)


「そ、そうだよね、急に人の手を握るのはダメだよね。うん」


・・・・・・


放課後になった。それでも特に那奈以外には変わった点はなさそうだった。那奈だけが変わったどうしてだ?


(俺は、このループを完全に把握したと思っていただけど、まだわかっていないこともある)


「ねね、暁斗?一緒に帰ろうよ?」

「・・・」

「お~い」

「暁斗、那奈に呼ばれてるぞ?」

「・・ああごめん、ボーとしてた」


教室のほうに目をやると午前授業でクラスメイトがぞろぞろ、帰ってた


「じゃあ、俺も帰るわ」

「おう、気を付けて帰れよ?」


(さて、とりあえず、帰りますか。どうしてループしているのか探らなきゃだし)


「ねえ、暁斗?」


教室には那奈と二人きり・・・


「ど、どうした?」


(なにか、いつも見ているはずの那奈という人間のはずなのに、なにか違った)


その目は虚ろで俺と話しているようで話していない雰囲気を醸し出す


「私のこと好き?」

「えっ?」


(私のことが好き、前回も聞いた言葉・・・それで俺は確か・・・)


「俺は・・・」

「あっ・・・」

「えっ」


突然那奈が俺のことを突き飛ばした


(いったい何がしたいんだ、あいつは?ほんとうに、なんなんだ、俺は何が目的でここまでやったんだ?)


「だけど、おかしい。どうして一体、那奈が。そうすれば。俺は・・・でも俺は・・・」

那奈は俺の代わりにがれきの下敷きになっただけど、満足そうな顔で


「あっちゃ~、しかたがない、暁斗もこんなんだし・・・(ぶつぶつ)」


那奈はソウいってこっちを見ると


「ねえ、私と約束してくれる?」

(「やく、そく?」)

「そう、約束」


そういって、那奈は・・・


「秘密だよ?」


変身メタモルフォーゼ


瞬間、まばゆい光とともにあたり一帯を照らさんと光って


「那奈?」


もともと、那奈は俺の記憶ではただの毎回ループするごとにいる人だと思っていた。だけど、目の前の少女は何であって那奈ではない


(ますます、分からない。だけどこのもやもやが晴れていった)


俺はいつしか、白と黒の世界で生きていた輪廻を繰り返すごとにどうしてかわからないが、那奈のような人を見ると世界が鮮やかになった


「ねえ、暁斗?わたしって魔法少女なんだよ?すごいでしょ?」

「魔法、少女?」

「そう、私は魔法少女それでね、それでね特殊なちからがけえられてるステッキなんだけど」


(おい、まてまてまてまて。待ってくれ、どういう意味なんだよ!?)


「偶然じゃないのか?」

「え?」

「だから、俺がループしているのは?」

「そうだよ?」


(まってくれ、情報が追いつかない、じゃあなんだこの地獄のループは那奈の仕業?)


「じゃあ、本当にそのステッキでループできるとしてどうして俺はタイムリープしてるんだよ」

「私はいまから831回目前に死んだの」

「・・・じゃあ、ループして記憶を持っていたのは俺だけじゃなかったってことか?」

「うん。そういうこと」

「けどねあの日私が死んでからちょっと、してからかな魔法少女になったの!!」

「突拍子もないな」

「うふふ、私もそう思う。それで暁斗に生きてることを伝えようとした。だけど、死んでたの」

「俺がか?」

「そう。今の暁斗が知らなくても無理はないもん私は魔法少女でるーぽうしている張本人だからこんんだけ繰り返しても耐えれるけど、暁斗は一般人だからループするごとに忘れていったり感情がなくなっていったりするの」

「それで、じゃあ那奈は俺にとってなんなんだ?」

「幼馴染で親同士も仲が良くて一緒にたくさん遊んだの」

「暁斗は死んだけど、私には力があった。暁斗を救う力がこの力で暁斗を救おうって」

(じゃ、俺が死ぬとループをかけたのが那奈で俺が死ねば死ぬほど感情がなくなっていったってことか)


「でもね、輪廻するとね、君はわたしのことを救おうとするの。39回目にしてようやくわかった。どうして私のことを救うのか君が勘違いしていたから。君は一番最初に私が死んで自分も死ぬとタイムリープした。そこで君は私を救わないとここから出られないと思ったんだろう」


(じゃあ、俺はもともと、那奈を救おうとしていたってことか?)


「私はミスをしていた。君にも記憶が受け継がれるという」

「それのせいで、君は勘違いを死苦しんでしまった」

「・・・その証拠はあるのか?」

「あるよ・・・このステッキに触れてみて」


ステッキの先端についてある星型のところに触れると


いままでの自分の感じてきたこと考えたこと、那奈救いたいという気持ちが流れれてきた


今まで、こころになにか詰まっていたものがあった。けど、その突っかかりが消えた。否。消えてしまった。


「・・・俺は・・・・俺は那奈を救うために大量に人を殺してきたのか?」

「・・・」


(あの人を見る目じゃない表情。そして蔑み、恐怖。悲しみ、怒り・・・友達や家族をも手にかけたこの手)


「・・・ごめん。私のせいで。私がこんなことするから」

「・・・」

「・・このことを知ってるのは私と暁斗だけ」

「・・・」


淡々と那奈の言葉が頭に入ってすぐに抜ける


「それでも、私は君のことが暁斗のことが好きなの!!!」

「なに、言ってんだよ・・・こんな人殺しなんて・・・それに、それに・・・思い出したとはいえ俺は那奈に対する感情がとってるけられたような・・・」


流れ込んでくる感情には確かに那奈が好きという感情、告白したという行動もしっかり流れ込んでくるただ、それで完璧に元通りになるわけじゃない。簡単に言うなら知らない人の感情をつけられたような・・・


・・・・・・


昔から暁斗のことが好きだった・・・それは、今になってもどんなときの暁斗も大好きなの)


・・・だから、39回目に告白されたときすごくうれしかった。相思相愛だって、だけど、40回目から今まで一回も告白されなかった。


私は悲しかった。だけど、原因がわかった。私が輪廻を繰り返すとき、暁斗の意識も輪廻を繰り返しているって。それで、どんどん私を忘れていく。


原因がわかったからといってすぐに解決できる問題じゃなかった。じゃあどうすればいいか・・・・

【いますぐしんで!】

「そして、次は結ばれようね?暁斗君?」


身勝手なのは、分かってる何回もどんな君でも大好きになる私。

でもね、暁斗君?私に対する感情が変わるその時までその恐れがなくなるときまで宇宙がなくなってもじゃなくなっても


【ねえ、私と一つになろう】

ここが現実だったとしてもゲームの中だったとしてもセーブもロードもスキップももってのほか


【運命よ跪け】


證∵沫縺?縺?☆縺坂劭

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