207回
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「俺は救わなくちゃいけない・・・
救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない救わなくちゃいけない・・」
(もう、数えるのをやめた50回目ぐらいからだからどれだけやったかはわからない。けど、一つだけ言えるのは、何も変わっていないことだけ)
(もう覚えるのは無理だから、必死にそして同じ轍を踏まないようにする)
「俺は、人間俺は人間俺は人間・・・・・・」
「暁斗?ねえ暁斗!!!聞いてるの?夕ご飯よ?」
「・・・俺ハにん間だ、絶対に多sケル、那奈を絶っだいに、是対に」
「暁斗?」
「そのためならナンダッテできる、そうだよな?そうだよね、そうだね、うんそうだよきっと絶対・・・」
「暁斗ってば!!!」
「どうしたのお母さん?」
「さっきから様子がおかしいわよ、どうかしたの、嫌なことでもあった?」
(いや、僕はおかしいところなんてどこにもない嫌なこともない、ただ救おうとしてるだけだよ、ね?)
「いやだな、おかしくないよ?そういえば、今回はどうしようかなあ?」
「病院に行くわよ?」
(びょういん?どうしてなんだろう?そんな時間は僕にはそんな時間はないのに驍」螂を助けなくちゃいけないのに)
「あっ、今回はこうしようか。大丈夫大丈夫独り言だから」
「え、でもその様子じゃあ・・・」
「(スマホで驍」螂と遊ぶ約束をつけなきゃね?)」
「ねえその誰のことを言ってるの?」
「聞こえてたの?だ~か~ら~隱ー縺ちゃんだよ、知ってるよね?驍」螂」
「・・・早く来なさい」
(なっとくしてくれないようだ、どうしてだろう?僕ナニカおかしなこといったかな?)
「ちょっと、どこ行くの!?」
(あちゃあ、今回もハズレか。はやく来ないかなあ~)
俺はお母さんをスルーしてリビングのとなりにあるキッチンに行く
(これこれ、やっぱり、これが一番早い)
「暁斗!!何をしようとっって!?あきと!!!!!!!!」
「(うるさいなあ、どうせ生まれ変わんだから)」
「ああああああ、やめてよ、そんなことしないで、悪かったから、お母さんに何があったか言ってごらん?ね?だからっ!!!」
「そのフェーズは終わったんだよ母さん・・・じゃあ、来世でまた会おうねっ☆」
俺は手に持ったナイフで心臓を一突き
ぐちゃり・・・
「待ってよ暁斗?ねえ待ってよ!!!あ・・・・ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(文字に起こせないほどの声により規制)」
僕は絶対に驍」螂を救うんだ。だからいちいち、隱ー縺がしぬまで待たなくてもス縫って分かった環境が悪かったりすれば自害したほうが早い。
「全部消えちゃっていいよ、どうせ生まれ変わって毎回繰り返すのだから、乱数調整も大事でしょ?」
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_______ところで驍」螂ってだれだっけ?
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