第四話ベース練習

俺は今自分の部屋で田中先生に教えてもらっている...




「お前凄いな...リズム感がしっかりしてるし、ルート音も理解してるし、指弾きのフォームも安定してる...お前初めてか?」




勘が鋭いな...ここで前世で習ったって言ったらやばい奴認定されるだろうな...どうしよう...あっそうだ!




「youtubeでみてできるようになったよ...」




この人勘が鋭いからばれたかな...




「まじかすげなぁー太陽のお父さんはお前は賢いって言っていたがここまで賢いとはな...」




し、信じたーよかったこの人勘が鋭いけど頭はダメそう...




「まじかぁー今日教えようと思ったこと全部終わっちゃたよ~よしっ一回自由に弾いてみろそれから何やるか考えるよ!!」




「わかったよ好きな曲を自由に弾いてみるよ」




そうして俺はベースを持って引こうと思った...あの曲を弾こう




そして俺はRings Of SaturnのShards Of Scorched Fleshを弾き始めた




「まじかぁ~それをもう引けるのか」




だがぁこれで一つ課題が見つかったな...




「どうでした田中先生僕のベースは...」




「あぁよかった...まさかその曲を弾けるとはなその年齢でその技術凄いな...だが課題が見つかった」




「課題...それは何ですか?」




「それはな...太陽はベースを心から楽しんでるか?お前のベースは驚くほど正確に弾いて機械みたいな感じだだがお前のベースには心がないだからもったいない技術はすごいがだから言うお前の課題はベースを心から楽しめだ」




「楽しむ?僕はベースを楽しんでると...思いますよ」




「太陽はさっきも言ったが技術はあるだがほんとに楽しんではないな俺はいろんなアーティストを見てきたがお前には熱意がないな有名なアーティストたちは熱意があってそのことを死に物狂いで練習するだがお前の演奏には熱意もないだからお前には音楽の熱意と狂意を今日からおしえることにする」





「熱意と狂意?どうやって教えるの?」




「そりゃあもちろん出かけるぞ太陽よし準備しろライブ会場に行くぞ」




そうして俺のベース練習が本格的に始まった...






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