第17話 黒タイツの誘惑

「ふふっ、じゃあそろそろ違うところも触ってみましょうか? ほら、ジャン。リリーの黒タイツ越しの太もも、すべすべして気持ちよさそうよね? 好きに撫でて、触ってもいいわよ?」

「ええっ!?」

「はい、どうぞ」


 リリーが俺の隣にぴったりと寄り添い、ほんの少しだけ、誘うようにミニスカに裾を上に持ち上げた。


 その誘惑と、微妙に腕についさっきまで揉みまくっていたおっぱいが当たっているのと、至近距離でめちゃくちゃいい匂いがする女の子の香りを嗅がされて、


「……あんっ」


 驚いて動揺していたくせに、躊躇なくリリーの太ももに手が伸びてしまう。


 うっわぁ、いい……。黒タイツのすべすべな感触と、中にみっちりと詰まった細いくせに柔らかくてムチムチな肉の感触が良すぎて手が止まらない。


 太ももの内側の柔らかい部分と、程よく筋肉が付いて張った外側の部分を好き放題に撫でまわして触り比べをする。ついに両方いっぺんに味わいたくなって、両手で挟むようにして片足ずつ撫で回して揉みまくると、


「んんっ、あっ!」


 くすぐったそうに、リリーが腰を跳ねさせる。一瞬やめるべきかと思ったが、うっすらと黒スト越しに透けて見えるむちむちのメス肉がエロすぎて手が幸せ過ぎて、とてもではないが止めることなどできなかった。


「……うわーっ、何これ? なんかもう、ちょっと感動しちゃったわよ。黒タイツ越しのムチムチの太もも肉の感触って、こんなにヤバかったのね。外はすべすべで中はモチモチ。いやー、やっぱ繊細な感触を味わうなら人間の手一択ね、これは」


 感慨深く感想を呟くエーテルニタスの言葉に我に返った。……ふーっ、こうやって客観的な意見を聞くと、あくまで俺が行動の主体じゃなくて、エーテルニタスの手の代わりになってるだけだと思い出して少しは冷静になれるな……。


 いや、ほんと美少女の身体を触りまくれるという特上のおこぼれにあずかっている以上、暴走してヤバいことまでしてしまうのは避けたいからな。一旦、落ち着こうか……。


 しかし、エーテルニタスは俺を落ち着かせてくれる気などさらさらないようで、


「そろそろ生足の感触も味わいたいわねー。ちょっとリリー、ジャンの前に立ってくれる? あっ、肩に手を乗せてね」

「は、はい……」


 リリーは突然のエーテルニタスの要求に戸惑いながらも、俺の前に立ち肩に両手を乗せてくる。彼女から触れられてドキドキしていると、


「ジャン、リリーのスカートの中に手を突っ込んで、黒タイツを下ろしちゃってちょうだい」

「は? ええっ!?」


 エーテルニタスにいきなりとんでもないことを言われた。しかし、動揺する俺をよそにリリーは、


「遠慮なくどうぞ」


 にっこりとさわやかな笑顔で、当たり前のことのように告げてくる。ノリノリで全く嫌がる様子のない、純度百パーセントの笑顔だ。


 両肩にはリリーの手、体温が感じられるほどの至近距離に立ち、目の前にはリリーのスカートが……。


 そんな誘惑に、もちろん抗えるはずもなく、


「……んっ」


 俺はリリーのスカートの中に両手を突っ込んだ。むわっと生温かい体温を感じ、興奮しながらおそらく腰のあたりにあるであろう黒タイツの端を探っていると、お腹や腰に指が当たってリリーはくすぐったそうに身をよじらせた。


「あーっ、いいわー。見えないスカートの中を手探りで探検ね! ……ねぇ、ジャン? 手探りだとスカートの中がどうなってるかよくわからないわよね? なら、探してるうちにタイツじゃなくて間違って他のところを触っちゃって仕方のないことよね? ふふっ、ちょっとくらい間違ってもきっとリリーは許してくれると思うわよ?」


 エーテルニタスの悪魔の囁きに、純度百パーセントのドスケベ人間である、俺が乗らないはずがない!


「ふあっ! んんっ……あっ」


 黒スト越しのリリーのお尻を両手で鷲摑みして揉みまくる。い、いいんだよね? エーテルニタスがいいって言ったんだもんね? といっても、今更ダメだと言われても、まるで止まれる気はしないけどな!


 手には尻肉の温かくも柔らかい感触が、パンツの生地と黒スト越しに伝わってきて俺の興奮をますます高めてくれる。俺の興奮が移ったのか、エーテルニタスもノリノリで、


「いいわよ、ジャン! 柔らかくて弾力のある、お尻の感触最高! じゃあ、そろそろタイツも下ろしちゃってちょうだい!」

「おう、わかったぜ! うへへ……」


 我慢できずにキモい笑いを浮かべながら、リリーのスカートの中でタイツの端を探る。手に滑らかなタイツの生地を感じると、身体の温もりが移ったそれを勢いよくずり下ろした。


 ずるっ


「あっ……」

「おおっ!」


 タイツを膝の下あたりまでずり下ろすと、白く目に眩しいリリーの生ふとももが目に飛び込んできた。


 う、うおおっ、いい……。くっ、こんなに細いくせにムチムチで柔らかそうなの反則だろもう……。


「そして、ぴらーん」

「うおおっ!」

「も、もうエーテルニタス様ったら……」


 ナイスアシスト。エーテルニタスが触手でスカートをめくり上げ、生おパンツ様があらわになった。


 うっ、すげぇ……。美少女のタイツ越しじゃない生おパンツを、こんな至近距離でガン見できるなんて……。


 エーテルニタス様、ありがとう……。


「さらに、ドーン!」

「きゃっ、あんもう……ひどい人」


 エーテルニタスはノリで勢いよくパンツをずり下げた。……えっ? 何をずり下げたって? は? パンツ?


 俺の目の前には、その、何だ……あのー、丸出しのアレがあった。うん、本当に丸見え。


 そして、嬉しそうに触手をうねうねと動かすエーテルニタスと、文句を言いながらもその実、妖しい笑みを浮かべはぁはぁと息を荒くするリリー。


 そして、俺? 俺は、その何だろ? うん、その――


「あら、どうしたのジャン? 年齢=彼女いない歴の童貞にはちょっと刺激が強すぎたかしら? とりあえずパンツは戻しておくわね。よいしょっと……えっ、あれ? ジャン? ちょっと大丈夫、ジャン?」

「ジャン君……大丈――」


 興奮しすぎて、頭に血が上り過ぎた。魔導馬車の床に倒れ、薄れゆく意識の中、俺は心配そうに呼ぶリリーの声を聞きながら、気を失っても忘れないよう必死に今見たアレを脳裏に焼き付けようとするのだった。

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相棒が柴犬のクソ雑魚テイマーの俺の尻に、なぜか世界最強でドスケベな百合触手が生えてきたんだけど…… 朔之蛍 @aimhiIIrkmust2

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