ポップなタイトルに油断するなかれ、そう思わせた超本格ミステリーです！
タイトルにもある通り、小学6年生の夢ちゃんが好きな人・主人公の七原大樹君に触れるとその視界に入った人物の心が読める能力で、怪奇な連続殺人の犯人を追っていくというストーリー✨

被害者が残す、もしくは容疑者が思っている『心の叫び』から来るヒントを頼りに、仲間たちと事件解決に挑んでいく姿にはとてもハラハラドキドキが楽しめますし、主人公・大樹君をめぐる恋の火花散る戦いにも要注目です🤭いつ見ても冷たい目でロリコン扱いされる大樹君が面白い！

そしてクライマックスでは衝撃のラストが待ち受けており⋯！？

是非お読みいただけたらと思います(⁠*⁠´⁠ω⁠｀⁠*⁠)

「好きな人と手を繋ぐと心が読める」そんな力を持った小学生・美城夢梨に懐かれた高校生・七原大樹が、仲間たちとともに活躍する本格ミステリーです。

2人はあるときはさりげなく、あるときはこっそり手を繋ぎ、ときにはロリコン扱いされたりしながら、連続殺人事件の真相を探ることに。

殺人事件はかなり残酷なものですが、大輝たちの軽妙なやりとりが面白く、最後まで楽しく読ませていただきました！

死体に残されたメッセージの意味を探り、真相に辿り着いたとき、きっと驚かされること間違いなしです。

ぜひ皆さまお読みください！
おすすめです✨

バイクに轢かれそうになった小学６年生の女の子美城夢梨（みしろ　ゆめり）を主人公（七原大樹（ななはら　だいき）高校２年生）が助けたところから、物語が動いていきます。

その助けられた女の子夢梨は心が読める能力を持っていた。

夢梨の持つ能力により、事件の捜査協力をすることに。
夢梨の能力を発揮してもらうためにも行動を共にすることになった大樹だが、毎回のように「変態」「ロリコン」扱いされるのはお約束。ギャグ要素の中にしっかりとミステリー要素も入っています。

平凡な高校生・七原大樹は、バイク男から幼女・美城夢梨を救ったことで、彼女から懐かれることに。

「わたしは……人の心が、読めるの」

夢梨が教えた情報を元に捜索すると、なぜか事件はトントン拍子に解決していく。
どうやら夢梨は、好きな男の人の体に触れると、視界に入った人の心が読めるらしい。

「刑事さん……これって逮捕出来ないんですか？ 大樹はロリコンですよ！」
「夢ちゃんダメよ、こんなケダモノを好きになっちゃ！！」

そんな中、大樹たちはある事件の捜査に協力することに。
女子高生連続殺人事件が起こっているが、犯人は異常なほどに証拠を残していないのだ。

そして、魔の手はついに大樹たちにも伸びていく――。

「わたし……捜査のお手伝い、する。お姉ちゃんの大切なお友達を殺した犯人、絶対に許さない！！」

被害者が残した「テレパシー」の本当の意味とは?
そして、まさかすぎる犯人の正体とは!?

青春とスリルが交錯する衝撃のサイコ・ミステリー、ここに開幕！！

特殊能力とミステリーの融合。『好きな男の人の体に触れると、人の心が読める』という少女・美城夢梨の力を借りて、事件の真相を明かしていくのが本作の肝となる部分。

緊迫とした空気、緊張感や臨場感のある展開がありつつも、ところどころでコミカルな演出もあったりして、読者を飽きさせず、そしてとても見応えのある作品となっています。

まだまだ物語は序盤なんだと思いますが、今後の展開にも目が離せない、面白い作品だと思います。

是非とも事件の真相を自分でも追いつつ、この物語の行く末を見届けてみてはいかがでしょうか(｀・ω・´)ゞ

ほのぼのかと思いきや、まさかの連続殺人事件。少女・夢梨の“心を読む力”がミステリーに切り込む展開にグッと惹かれました。
可愛い年下の子に懐かれてタジタジな主人公、幼馴染の嫉妬も混じった三角関係（？）がコミカルで楽しく、でも事件の重さが物語に緊張感を与えています。
感情の読解と真相の探求が交錯する、切なくもスリリングな青春ミステリー。