ずいぶん吹っ切ったものがやってきました。ありだと思います。私はここを目指していきたいと思う。美しいものはすごく素敵です。それと、同じ位その反対側にあるものは人の心を揺さぶる。今まさに揺さぶられています。言葉の使い方を迷っていました。迷いが吹っ切れました。ここを目指します。刃物になってみようと思います。
ありきたりな短歌を蹴散らすような、客気心あふれる短歌が目白押し。死ね、殺す、セックスなど、過激な言葉が並んでいるが、そういう緊張感の高い言葉のあとには、その緊張を和らげる緩和の言葉がくっついていて、そのあたりに、この作者の哲学と美質を感じるのだ。厳しい世界に対する、挑戦作のような秀逸な口語短歌集だろう。推し短歌1首。承知とかご確認とかお世話とか辞めて第4チャクラの話がしたい(嘘)