純愛と夢と……仲間たちの恋も

幼なじみとの再会。その相手に恋をしていたのなら、尚更心ときめくものですが……相手は別の方向に進もうとしていた。
けれどその理由はトラウマで、響ではない。
もう一度奏にフルートを吹いてほしい響は、動き出します。

奏の隣には、男嫌いの彩歌が立ち塞がりますが、それでも負けない響。
なぜなら奏は、音楽やフルートが嫌いになったわけではなかったからだ。

この物語は吹奏楽を舞台にしていますが、部活動独特のスポ根はないため、苦手な人でも大丈夫です。
どちらかというと、恋愛と友情の物語で、特に私は彩歌と風雅を推したい!
響と奏は応援したい!
そんな気持ちにさせられる作品です。