兄と妹のテンションというな「温度差」がとにかく楽しい作品です。
主人公には「彩華」という妹がいる。とにかく美少女で学園でも人気なのだが、なぜか誰とも付き合おうとはしない。
それもそのはず、彩華はひたすら「お兄ちゃん一筋」だから!
彩華は「可愛い自分」を自覚しているので、兄に対して迫ってきます。「一緒にお風呂入ろ!」と、某ラ〇・サタリン・デビルークみたいなことを普通に言ってきます。
しかし、「妹なんてのは犬のペロとほぼ同列」と兄はサラッとそれを流します。
それでも必死にアピールしてくる彩華。「これ、血の繋がっていない他の女の子からのアプローチなら相当嬉しいだろうに」と思わされるシチュの数々。それでも全然ぐらつくことのない兄と、諦めずに猛烈アプローチをしてくる妹のやり取りがとにかく面白いです。
羨ましいような、ジレンマなような。それを乗り越える低温と高温の掛け合いに頬が緩みっぱなしになること間違いなしです!