先生と館長
「それで私に一体何の用ですか?」
水花がそう聞くと
「水花こないだ真剣手に入れただろう?免許取らない銃刀法に引っかかる」
零斗はそう言う
「真剣!水花いつの間に」
「もうわかってるとは思うがちょっと俺は顔が広いから速攻で免許取らせれるからな。それで保護者の氷花さんと、、、ご両親の前で提案したくてな」
「零斗さん、、、あまりに真っ当すぎません?過去に色々やらかしたって言ってるくせに」
氷花があきれた様子でそう言うと
「裏社会は筋の世界ですから。そういう方面はしっかりしてるんですよ、、、後は育ててくれた人の影響かな」
零斗は懐かしそうにそう言うのであった
「取るのは1日あればいいからお姉さんがスイスに戻った後でいい」
「明日と明後日は未来と一緒に長野と中部の支部に顔を出すので明日か明後日に入ってこれば?3日後も私は東京の日本支部行くけど」
「あー、早い方がいいですし、、、真剣の扱い方を教えれるな」
「それなら明日の朝9時に家に行くよ。明後日と明々後日は学校に真剣持ってきてくれ。扱い方を教える」
「学校に持ってっていいんですか?!」
「未来は持ってきてるだろ、、、それじゃまた明日」
そう言って零斗は去って行った
「本当に面倒見良いね」
氷花がそう言うと
「私達が中等部に入った時と同じ年に高等部の社会と歴史の先生と剣道部の顧問になってね。1年で全国大会に出場させたっていう実績があってね。親身になって教えてくれる人気なの、、、噂だと家庭に問題があった生徒のケアや対処もしてるって」
未来がそう呟く
「、、、増々欲しくなってきたわね。絶対に尻尾掴んで司法取引で引きこもっと」
「先生大丈夫かな、、、そろそろ私も帰ろっか」
「ええ」
そうして3人も帰るのであった
「、、、これが封龍海斗の墓か」
水花両親の墓の前に一人の左右に多くのピアスを付け顔をマスクで隠した少女が立つ
「海斗さん、、、貴方のお陰で俺は今元気にやってるよ。セレナも元気だ」
そう言いながら少女は墓石を洗う
「水花だったな、、、俺と関わらないことを願うよ」
「水花は未来と一緒に聖騎士になりたいそうだからいつかはやり合うことになると思うぞ」
少女の後ろから黒髪の男が現れる
「館長の力で2人の一緒に魔法回路破壊できないのか?」
「俺も考えたんだけどな、、、2人の未来を捻じ曲げるのは違うだろ」
「なるほどな」
「、、、封龍花恵、お前には随分とセレナが世話になったな。セレナの件はいつか必ず解決させて白日の下に晒してやるよ」
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