ドラゴンとちょっと不思議だけど楽しい共同生活を描いた作品です!
- ★★★ Excellent!!!
お姉さんが拾ってきた巨大な卵から生まれた小さなドラゴン「ゴンちゃん」と、その弟である「ぼく」の日常が、ほのぼのとしたユーモアを交えて描かれています。
ドラゴンであるゴンちゃんが、くしゃみで火を噴いたり、お風呂で大暴れしたりと規格外の存在でありながらも、どこか憎めない愛らしさを持っています。その姿は、まるでやんちゃな子どものよう。
ゴンちゃんと出会うことで、主人公である「ぼく」や姉、そして周囲の人々の日常が少しずつ変化していく様子も魅力的です。ゴンちゃんを温かく見守る父や、隣人、友人の存在が物語に深みを与えています。
読むうちに、ゴンちゃんがすくすくと成長していく姿を応援したくなり、次のお話も読み進めたくなる作品です。ぜひご一読ください。