このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(138文字)
主人公と共にショートフィルムを見ているような錯覚におちいる、没入感ともまた異なる不思議な入り込み方が出来る物語です。テーマは重たいですが、救いも用意されていますし、一読の価値があると思います。因果応報のシステムが死後に発動するならば、死者もまたそのシステムに囚われているのではないか?そうだとすると……そんな新たな不穏や考察が生まれました。
読後は、身近な人への思いや、作者の問いかけへの答えを、自分なりに感じ取りたくなる作品でした。ぜひ多くの方に手に取っていただきたいです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(85文字)
イジメを苦に自殺した主人公。幽霊となり、死後の世界で自分を死に追いやった人達の運命を見ることになる。人を不幸に陥れた人には、それ相応の不幸を自分にも降りかかる。法的に裁かれない現実はあれど、因果応報は必ずある。イジメ問題などの難しいテーマを扱った作品ということで、終始重い雰囲気の作品ではありますが、その問題に答えはないが真剣に考えられた作品だと思いました。是非一度読んでみて頂きたい作品です!
今がつらい人も、そうでない人も一度読んでみてください。そして、自分自身を、周りを、もう一度ちゃんと見てみましょう。きちんと考えさせてくれる、そんな作品です。
作者様本人が経験したことを追体験させられているようなリアルさが随所に見られる。繊細な表現で心情が掴めるが、押し付けじゃなく説明じみてもいないので、重いテーマだが見守るように読める。