冒頭から、異世界転生モノかと思わせるような、
ややシュールな主人公の独白が入る。
ここでまずくすりとくるが、
徐々に、群像劇と心理ゲームが展開されていく。
すべてが“整いすぎた”部屋で、目覚めた主人公・優介。
部屋を出ると、無機質な廊下と、
ナンバープレート付きの扉が並んでいる。
ここから、物語は動き始める。
集められたのは12人の住人。
観察力に優れた主人公・優介。
落ち着いた中年の佐伯。優しさと知性を漂わせる青年・竜堂晃。
癒し系の天ヶ瀬ゆみ。
そして、大きなぬいぐるみを抱えた――無邪気で人懐っこい少女・京山緑。
キャラの立ち方や空気の書き方が上手なサスペンスドラマ作品。