カラフルな無色透明

あんだ

カラフルな無色透明

黒猫は私の本音を知っている

今でも君がこんなに好きです


朝焼けの海の向こうの燃えるあか

影すら残さず焼き尽くしてく


冷蔵庫の隅で静かに死んでゆく

マンダリンオレンジとレモンを思う


少しだけさみしい日々に彩りを

添えるよう巻く薄焼き卵


お待たせしましたマシュマロと桃と

生クリームと午後の光パフェです


どのピンク選べば一番可愛くなれる?

教えて欲しい新色リップ


夏が来る君の生まれたあの夏が

空の青さに灼かれる夏が


ひまわりの花だと思った本当に

眩しく凛と、花だったよ君


賞味期限去年の春です???

知るか~~~~!!!飲み干す一気のサイダー


ヨーソロー!晴天→霹靂

望むところだ!嵐の海へ!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カラフルな無色透明 あんだ @8ntabetai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画