第9話
あれから2年の月日が流れ7歳になった俺だが、思い返すとこの2年間もそれなりに濃い時間だった(フェーラに関しては言わずもがな
フェーラ関連以外の出来事で主に大変だったのが、祖父からの指導がキツカッタYo。最初の指導の時に力の制御の仕方を教わったのだが、【ヘルモード】で同じような出来事があったのでアッサリと初日でマスターしてしまう
それを見た祖父が大声で
「天才じゃぁぁぁっぁぁぁ!!!!!!流石ワシの孫じゃぁぁぁぁぁ!!」
その喜びようと来たらまあ凄い事凄い事。ここで終わりだったら良かったんだけどさ
「力の制御がこんなにも早く出来る様になるとはのぅ。ならば、次の段階へと進んでもよかろう。さあシュミットよ!
欲望丸出しの顔で祖父は言うが
「お待ちくださいウバーウッデ様」
そこに待ったをかける
「何じゃ?何か問題があるのか?」
「僭越ながら申し上げると、問題大ありです!こんなにも小さく可愛らしいシュミット様を
俺にはフェーラが何を言ってるのか全然分からん。だが一つだけ分かるのは変態はお
「そうなったらそうなったまでの事よ、何事も経験が大事じゃ。むしろシュミットの場合、沢山経験をした方がよい。それでも止めると言うのか?専属とは言え使用人如きが」
祖父は祖父でフェーラの発言に対しノリノリで受け答えしてるし
「シュミットサマノ、シュミット様はこのフェーラが守り通します」
こいつはこいつで何を言ってるんだ?
「ならば、力ずくで止めて見せよ」ゴゴゴゴゴ
「くっ!凄い力を感じます、、、ですが!このフェーラも負けていません!スーパーメイド人化イキッます」ハァァァァァァ
何か変なバトルが始まったんだけど、何コレ?祖父に関しては初めて見る力だから分からんが、フェーラのあの力って【魔王】としての力じゃなかったっけ?何で使えてるの?あのクソ女神が何かしたのか?何てことをしてくれたんだあのクソ女神ぃぃぃぃぃ!!!
「ふん!!中々やるのぅ。じゃがまだ甘い!!」
だがしかし、祖父は余裕で
「ぐっ、、途轍もない力です。ですが!負けられません」
むしろ負けて暫くの間寝込んでもらっても構わないんだけど
「ほぅ、、まだついてこれるのか。ならばこれならどうじゃ!」
おお!そこだ!行け!
「うぐ、、、このままでは、、」
あんなにも攻撃を食らっているのに、、、、流石、
「ほれほれほれ、、、どうした?もう終わりか?」
よしっ!あと少しで倒せるぞ!頑張れ!そこだ!!
「、、、、、っ」
効いてる効いてる
「
あっ、変なフラグを建てちゃだめだ!!って、何呑気に待ち構えているのさ
「、、、まだです、、まだ、、、私は、」
、、、、あっ\(^o^)/オワタ
「何ならお主も一緒に入ればよかろう、違うか?」
断固拒否する!なんてことを提案するんだ!
「、、、、シュミットサマノ」
しかし不幸中の幸いと言っていいのか、
「何じゃ?声が小さくて聞こえんぞ?」
だからフラグを建てるなって!!さっさと
「シュミット様はイかせません!!」ハァァァァァ
くっ、とどめを刺すことは出来なかったか。しかも変身シーンに攻撃する事は絶対に出来ない文化を上手く使うとは
「何じゃと!!こ、この力は、、、一体何処から、、」
だからあれほどフラグを建てるなと
「(*´Д`)ハァハァ、、これは、、伝説のスーパーメイド人の更に先、スーパーメイド人2になったのでしょうか」
いや違うから!その力はどっからどう見ても【魔王化】した場合のヤツでしょ?突っ込みたくないがスーパーメイド人って何だよ?サ〇ヤ人なの?あのクソ女神がまた新要素を無駄に入れたの?『ワタシジャナイワヨワタシニモリカイデキナインダカラァァァ』ん?何か声が聞こえた様な、、、
その後、二人の熱いバトルで回りに被害が広がろうとした時、偶々巡回していたお局のメイド長が二人に雷(物理的)を無〇〇駄無駄ぁぁぁと言いながら落とす。そしてそれから説教と言う名のお仕置きを受ける
何で俺も受ける羽目になるのか、これが分からない。だが、あのメイド長の目を見ると逆らってはいけないと本能的に感じ取る
その後、祖父はフェーラをいたく気に入ってしまい、フェーラに色々な事を教え込んでいきフェーラがパワーアップしてしまうのだが、
誰か俺に平穏という癒しをくれませんか
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