兵器による戦争×過去に隠された歴史がありそうな気配軍制度や兵器名、魔法に関する要素など専門用語が満載ながらきちんと図鑑のように解説されており、図鑑や用語解説フェチの私には大いに刺さりました。大きく長い歴史の中のほんの一部分、たった一人の少年にスポットを当てられた物語であることが用語のスケールによって表されています。
臨場感があるんです。その臨場感というのが、「私、今、アニメ見てるんだな」という臨場感です。とにかくアニメ化されました。キャラや用語含む設定の魅力ももちろんですが、この技法ですよ。主題歌も挿入歌も聴こえてきます。この感覚をほかのみなさんにもお試しいただきたいです!
ディストピア的世界観が、少年のボーイミーツガールを引き立てていた。また、描写もわかりやすく、読みやすかった。少し固有名詞が多く混乱することもあったが、じっくりと読めば混乱することはなくなりそうであるとも感じた。