第6話 佐々木さんと玲奈さん

ネオサイタマにきて二日目の朝だ。

今日の晩『YORU』ちゃんのイベントに参加して明日島に帰る。

朝ホテルの朝食を食べながら「布酢怒」について話していると着信があった。表示されてる番号はあの世界的大企業天神インターナショナルだ

「もしもし」

「もしもし、わたくし天神インターナショナルの佐々木と申します…久しぶり山ちゃん」

「え、もしかしてあの佐々木さん!?」


佐々木さんは僕がCTuberになる前製氷工場で働いていた頃保険の営業さんとしてよく来ていた女性だ。スーツが似合う綺麗な人だった。

「実はお嬢様から『山崎順治を知ってるあなたから連絡してほしい』って言われてこうしたかけてるの」

「お嬢様…天神玲奈さんのこと?」

「ええ、報道で知ってると思うけどお嬢様に似た人があなたと悪趣味なコラボをしたたことど炎上し、今は配信を止めてるの。でもお嬢様は『その日私は配信してない』って言ってて。もしかしたら山ちゃんがなにか知ってるんじゃないかと」

「そうだったんだ。…笑わないで聞いてほしい」


全てを説明した。「布酢怒」のこと。そいつは人そっくりに化けること。災害現場に現れること。

「ならほどね。お嬢様があなたに会いたがってます。明日以降都合のいい日があればあなたの実家まで向かうわ」

その後お父さんに頼みホテルの延泊手続きをした。どうせネオサイタマにいるならこちらから出向いたほうがいい。

どうしてこんなことに。どうして僕が選ばれたのか。

頭がグルグルする中今日を少しでも楽しむため順治は二度寝をするのだった。

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