第十五話
そしてウキコおばあちゃんは、ニッコリと
「分かれば、いいんじゃ。ほれ、これを持って行け。オマケじゃ」
うーん。やっぱりウキコおばあちゃんは、ただ者じゃないなあ……。
そして食堂に
すると、
「申し訳ございません、トミヒ様! 昨日は、
するとトミヒ様は、私に右の手のひらを見せて私の言葉を
「いえ、いいんです、ナヒコさん。謝らなければならないのは、私の方です。私はあなたの言葉で、目が
「え?」
私が疑問に思っていると、トミヒ様は
「私は今まで、このヨミフ国とガナス国にこれ以上の
私の右目から、涙がこぼれ落ちた。そうです、その
「なので私は、考えました。どうすれば私を
え? これ以上、戦わないで交渉する? そんなことが本当に、できるの? そんなことを考えながら私は、トミヒ様の言葉を待った。するとトミヒ様は、続けた。
「まず、鉄が取れる
更に貴族たちに鉄を
な、なるほど。そんな方法が……。私は、考えた。我が国の貴族とガナス国の両方に利益があるのなら、きっとこの交渉は成功すると。なので私は、トミヒ様に告げた。
「良い方法だと思います、トミヒ様。その交渉なら、きっとうまく行くと思います!」
そして私は、聞いてみた。
「でもそんな方法、よく思いつきましたね」
「はい。実は私は、
IQの魔法? 何だろう、それ? 聞いたこともない……。するとトミヒ様は、説明してくれた。
「IQの魔法は、一時的に
な、なるほど……。とにかくこの方法なら、これ以上誰の犠牲者を出さずにこの戦争を終わらせることができるかもしれない。もちろん、トミヒ様も犠牲にならずに。なので私は、トミヒ様を
「それではその方法で、がんばってください! きっと上手く行きますよ!」
するとトミヒ様は、満足そうに
「ありがとう、ナヒコさん。あなたにそう言われると、私も自信が持てます。でも、一つだけ問題があります」
「え? な、何でしょうか?!」
トミヒ様は少し、いたずらっぽく
「それはこの交渉には、とてつもないスタミナが必要だろうということです。何しろ対立している、我が国の貴族とガナス国と交渉するんですから。なのでナヒコさんに、スタミナが付く料理を作ってもらいたいんです」
それを聞いて私の涙は、
「
そして私は魔法を
そうして私が作った料理は、ほうれん草とベーコンのクリームパスタ、
クリームパスタにはグリコーゲンの
豚肉には、ビタミンB1が豊富に含まれている。ビタミンB1は、糖質を含む食べ物をエネルギーにする。豚レバーには、ビタミンB2が豊富に含まれる。ビタミンB2は、栄養素をエネルギーに変える。
ウナギには
「こ、これはすごい量ですね……」
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