あとがき:今を大切に、時間と遊ぶ魔法の日々 ✨

皆さん、こんにちは! この度、私の新作『秒針嫌いのレジーナ』を無事にお届けできて、本当に嬉しい限りです🎉 物語はいかがでしたでしょうか? リクくんとレジーナ様が織りなす、ちょっぴりドタバタだけど心温まる時間の物語、楽しんでいただけていたら幸いです。


そもそも、この物語が生まれたきっかけは、私自身の「時間」に対する焦りでした💨 いつも「あれもしなきゃ、これもしなきゃ!」と未来ばかり見て、目の前の瞬間に集中できていない自分に気づいたんです。そんなある日、ふと「もし時間が、もっと気まぐれな存在だったら?」なんて妄想が頭をよぎりまして。そこから、秒針が嫌いなちょっとお高くとまった精霊「レジーナ」と、未来へ一直線な少年「リク」という、真逆の二人を組み合わせるアイデアが生まれました。まさに、私自身の内なる葛藤が具現化したようなキャラクターたちです😂


執筆中、一番こだわったのは、レジーナ様の話し方ですね。「まぁ、せかせかと動いてばかりで、優雅さが足りませんわね」なんて台詞を考えるたびに、ニヤニヤが止まりませんでした💄 彼女の口調からは、ただ気品があるだけでなく、どこか寂しがり屋で、過去の自分を重ねているようなニュアンスを感じてもらえたら嬉しいです。外見も、光を透過するドレスや、感情で色が変わる瞳など、細部まで想像力を働かせました。彼女の優雅さと、たまに見せる人間味あふれる(?)反応のギャップを楽しんでいただけたら嬉しいです。


一方、リクくんの描写では、彼が本当に「今」を見ていなかったんだな、ということを読者の皆さんにも感じてもらえるように工夫しました。特に、レジーナ様の「時間調整」でアリの行列🐜に気づくシーンは、私自身も「あぁ、忙しいとこんな小さな発見もできないんだな」とハッとさせられましたね。この物語が、読者の皆さんにとっても、日々の小さな「今」に目を向けるきっかけになってくれたら、著者としてこれほど嬉しいことはありません。


執筆中の裏話としては、レジーナ様が時間を操作する描写が、想像以上に難しかったんです! スローモーションや早送りといった具体的な動きを、文章だけでどう表現したら読者の皆さんに伝わるか、何度も頭を悩ませました💦 実際に秒針が止まった時計を眺めながら、「この時計の精霊は、どんな気持ちなんだろう?」と想像を膨らませた日々でした。おかげで、街の時計台の音を聞くたびに、「ああ、今日も時間が進んでるなぁ」なんて、妙に感傷的になったりしています🕰️


さて、次回の構想ですが…実は、時間を「戻す」ことができる、これまた一癖ある精霊の物語を考えています。過去の忘れ物を取り戻す、ちょっと切ないけれど温かい物語になるかもしれません。まだ秘密ですが、どうぞお楽しみに!🤫


最後に、この物語を読んでくださった全ての皆さんへ。私たち現代人は、とかく「早く、早く」と未来へ急ぎがちです。でも、立ち止まって足元を見れば、そこにはたくさんの「今」という宝物が隠されています。どうぞ、今日という一日を、そしてこの瞬間の小さな幸せを、大切に味わってください😊


あなたの「今」が、輝かしい未来を創る魔法になりますように✨


それでは、また次の物語でお会いしましょう! 💖

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秒針嫌いのレジーナ / 未来を急ぐ少年と、止まった時を巡る魔法の物語 星空モチ @hoshizoramochi

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