苦悶に慣れたら
クライングフリーマン
苦悶、行くもん!!
私のメインPCの周りには、色んなものが一杯ある。
後付けのWebカメラは勿論、PCのディスプレイ目がけて7カ所からライトが当たっている。
別に動画を作る為でもアップロードする為でもない。
Webカメラのことは、よっこいショーイチと横に置き、ライトが多いのは、「視力を維持する」為である。
白内障は免れているが、「緑内障」予備軍である。
かつて(もう4年前かな?)、軽度の脳梗塞を患った時、シンメトリーに見える筈の物体が、左半分狭く小さく見えるようになった。
同時に、左手首に麻痺が残った。
左手首は、「勝手にショック療法」で、執筆したりチャットに参加したりして回復した。
やがて、左目の見え方も正常に近くなった。
だが、「緑内障」予備軍である。
眼科も月イチ健診に行く。
何か「自衛手段」は?と考えて、ライトアップするようになった。
最初はUSB充電のライトを使っていたが、「電気代」が高くつく。
それで、ネットで購入した乾電池ライトを使っている。
メガネ?メガネは、とうに寿命を終えている。
早い話、金がない。後、何年で貯金を食い潰すか分からないから。
メガネの購入費もタクシー代もバカにならない。
眼科の健診(検診)では、適当なことを言う。
「上、下、左、上、右、下、上・・・かな?」
どの道、「度数」は簿妙な落ち込み方をする。
軽度の乱視は、あったり無かったり。
もう眼鏡屋には行かない。
ここ数日、「鳴りを潜めている『耳鳴り』」。
補聴器買う「財源」がない。
集音器は持っているが、たまにしか聞こえない。
ケータイはスピーカーをオンにする。
幸い、郵便受けのインターホンや玄関のセンサーチャイムは聞こえる。
だが、二階に上がると皆目聞こえない。
私は、視力云々より前に、左膝の軟骨がもう殆どない。脊柱管狭窄症の影響の座骨神経痛もあって、サポーターを時々使う。
寝ている状態から起き上がる時は、『補助器』を使うか、椅子などで『掴まり立ち』をする。
夜中にトイレに起きた時は、足指先の開閉ストレッチをしてから、『補助器』を使うか、椅子などで『掴まり立ち』をし、『伝い歩き』をする。
私は、母親の体の悪い部分を全てDNAで受け継いでいる。
母は、いつも「トイレまで『一里』ある」と言っていた。
無論、トイレまで4キロもあるような大邸宅ではない。
『心理的に一里』である。
去年、母が亡くなり、遺産整理をしてから、断捨離が1つの『課題』になった。
階段の『上り下り』は、サポーターがあっても、体に負担がかかる。
長い間、一階も二階も好きなように使ってきた「バチ」だと自覚している。
二階の荷物の整理は、たまに妹が来て手伝う。
が、やはり時間がかかる。
『終活』とは、そういうものだ。
毎年、年の瀬にやっていた、網戸貼り、障子貼りも出来なくなった。
元気な若い者には、『怠け者』として映るかも知れない。
だが、やれることをやれる範囲で行うのが、日課である。
私の、私と私の『遺影になった家族』との生活環境である。
ゴメンやで、お父ちゃん、お母ちゃん。今日は、こんだけしかでけへんかったわ。
夕方の『お勤め』で毎日報告をしている。
後、何年生きられるかな?後、何年動けるかな?
毎日、不愉快なニュースが流れるだけだから、テレビは、ほぼ観なくなった。
YouTubeでも不愉快なニュースばかり流れるようになった。
政治家や。霞ヶ関の「事務員」が外国人なのは、「さもありなん」としか思えない。
私が抵抗出来るのは、投票と執筆くらいなものだ。
血眼になって、「見切り品」を買いだめする庶民の声など、聞こえる筈も無い。
あらゆる面で「侵略」されていくのに、「暢気」に構えている人達は、将来、「臍をかむ」ことになるだろう。
もう、「苦悶」に慣れたよ。
島国でしかないのに、「祖国思いの民族」に「母国」を奪われてしまってから。
我々は、「植民地化終了」するまでに、黄泉の国に旅立つだろう。
黄泉の国から見守っているよ、「お馬鹿さん」。
やっぱり、「ズーム130%」の方が見やすいな。
―完―
苦悶に慣れたら クライングフリーマン @dansan01
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